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赤ちゃんを寝かしつける時ってどうしていますか?

子守唄?
絵本?
背中トントン?

私がよく行っていた方法は赤ちゃんの背中をトントンする方法です。

抱っこしながら良くトントンしていたのですけど、
すぐに眠たくなるのか、割りとサクッと寝てくれました。

しかし。。。


寝たかな?と思い布団に降ろすと再びぐずったりするんですよね。


トントンしているとまたスヤスヤと眠り始めます。

やっぱり背中をトントンすると安心するんでしょうかね?
どうしてなんでしょう?






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◆どうしてリラックスできるのか?



どうして背中をトントンするとリラックスできるのか。。。

試しに旦那にお姉ちゃんに背中をトントンしてもらいました。
すると。。。結構、これが心地よいではないですか。


私の感覚としては、

トントンと背中を叩く事により、
手の感覚とリズムと振動が微妙なさじ加減で体に伝わり心地良いのです。



赤ちゃんがお腹にいる際、
母親の心臓の音が赤ちゃんのお尻や背中周辺にトントンと伝わってきます。

ですから赤ちゃんはお尻や背中をトントンされることで
母親の心臓の音や響きを思い返して安心するのです。


また、

一般的に赤ちゃんを抱っこする場合、
左手を首元から回して、右手を足の間から背中にかけて回すのですけど、

その時の右手の位置がちょうどお尻から背中にかけての位置になります。


そうして少し揺らしながら右手でトントンするのが習慣として繰り返されます。


こういった習慣が産まれてからずっと行われている事により、
いつもと変わらない状態であることに赤ちゃんは安心しているのです。




◆トントンする機械があれば便利?



トントンすれば気持ちいいということなら、
トントンする機械があれば便利でいいんじゃないのかなぁ。。。

なんて思いますよね。


寝るまで背中トントンするのもかなりしんどいですからね。


しかし。。。

トントンというのはある一定のリズムで行うことが良いのかというと、
実はそうではないのです。


リズムを作ってトントンしている時って、

自分じゃ一定のつもりでも、
規則的である部分と不規則的な部分は混じっているんですね。


そのバランスがとても大事な事なのです。


自然界の音においてヒーリング効果があると言われている音。

例えば。。。

・波の音
・小川のせせらぎ
・雨音
・心臓の鼓動
・ろうそくの炎の揺れ方
・木目
・電車の揺れ


自然界の音は規則性があるようで微妙に不規則だったりします。
こういったあやふやさが人に気持ち良さや安心を生じてさせているのです。


これを「1/fゆらぎ」の状態といいます。


電車で寝ちゃうというのも背中トントンと同じ効果なのです。

ですからこの微妙な不安感は機械で表現することは簡単ではないのです。


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◆まとめ



赤ちゃんは背中をトントンやってあげるとリラックスするのは、

・母親の心臓の鼓動を思い出す
・いつも同じ事をされているという習慣からくる安心
・自然界の不規則な「1/fゆらぎ」の状態だから



もうひとつ感じるのは

トントンするのは手のひらだったりします。
人の手のひらって体温などぬくもりが伝わりホッとします。

そういった事も関係しているんでしょうね。


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