友人、親族、職場の仲間の結婚やお祝いにはプレゼントを贈りたいもの。
しかし、チョイスを間違うとマナー違反、非常識という目で見られてしまいます。
せっかくのお祝いのムードを台無しにしないためにも、
NGなプレゼントを知っておきましょう!
◆包丁などの刃物
包丁などは新しい生活を始める方にはぴったりのように思いますが、
刃物は「縁が切れる」ことを連想させるため、結婚のお祝いとしてはNGです。
しかしキッチングッズを集めるのが好きな方や、
新生活のためにキッチングッズをあげたい!という場合は、
他に食器や家電などを選んでプレゼントすると喜ばれることでしょう。
この場合もガラスなど割れる素材のものは縁起が悪いので、
樹脂、プラスチックの食器を選ぶようにしてください。
◆男女どちらかだけが使うもの
結婚のお祝いなら夫婦が二人で使えるものがベスト。
女性に喜ばれる化粧品やバスグッズ、男性に喜ばれるひげそりや趣味のものは、
どちらか一方が使うことができず結婚祝いには向きません。
どちらか一人だけが使えるようなものは結婚のプレゼントとしては選ばず、
お誕生日や栄転などの一人のお祝いに向けて選ぶようにしましょう。
◆食べ物や消耗品
プレゼント選びに困ったらお菓子などの食べ物や、
洗剤などの消耗品をプレゼントしよう!と思うことがあるかもしれません。
しかし食べ物や消耗品といったいわゆる「消えもの」は、
すぐに消えてなくなってしまうことを連想させます。
これから末永く幸せでいてほしい二人に向けたお祝いのプレゼントとしては、
不向きと言えるでしょう。
とくにお菓子などはプレゼントとして選びがちなので注意しておいてくださいね。
◆靴下、スリッパなど履き物
お揃いの靴下やスリッパは、
夫婦生活や新生活を始める方への贈り物にぴったりな感じもしますが、
これらの履き物には「相手を足に敷く」というような意味合いが込められ、
プレゼントには不向きです。
とくに上司や目上の方、恩師などにプレゼントするのは控えたいですね。
室内で使うものならルームウエアや、
寝具などをプレゼントする方が喜ばれることでしょう。
◆忌み数、忌み言葉を連想させるもの
忌み数とは4=死や9=苦といった演技の悪い数字。
忌み言葉は「死」「苦」の他「切る」「割る」「壊す」などがあります。
これらの数のプレゼントを用意したり、
名前に忌み言葉を連想させる単語が入っているようなものは、
選ばないようにしましょう。
また、偶数よりも奇数のものをプレゼントする方が結婚祝いにはふさわしいです。