人は生きている以上、必ず最期の時を迎えるのが自然の摂理です。
しかし、頭で理解していても気持ちが追いつかないことも多く、
身近な人であればあるほど難しい問題となります。

突然のように身内に不幸があれば、
驚いたり悲しんだりと内面で気持ちが複雑になっている中で、
それでも遺族に対してお悔やみの言葉をかけることになるでしょう。

身内に不幸があった時にかける言葉はどういったのが適切なんだろう?


スポンサーリンク

◆どういった言葉が適切なんだろう?



自分が感じている気持ちを、そのまま伝えることができれば良いのですが、
気持ちが落ち着いていない場合では変な伝わり方になってしまうこともあるので、
適切な言葉を選んでおく必要があります。

適切な言葉といっても相手との関係やその時の状況によって、
かける言葉に違いがあります。
ですから例文などを参考にお悔やみのときに伝える内容を考えておきましょう。


 
・どういった言葉が適切なんだろう?
・遺族にとって関係の深い間柄の場合
・前日まで元気だった故人が突然亡くなった場合
・ご愁傷様です

これらを個別に見ていきます。


◆遺族にとって関係の深い間柄の場合



自分にとって親族となる故人でも、
遺族にとってはさらに関係の深い間柄、例えば親子関係などの場合、
どのような言葉をかけても心の負担を軽くすることはできません。

自身も気持ちが揺れ動いている時なので無理に言葉で飾るようなことはせず、

 
「ご心中お察しします」
「心からお悔やみ申し上げます」

など、簡単な内容で伝えるようにすると良いです。

この時、遺族に対して励ましやねぎらいの言葉をかけたいなら、

 
「役に立てることがあれば、遠慮せずに仰ってください」
「お体を大事にしてください」

といったお悔やみの言葉に添える言葉を使うのもいいかもしれません。

問題は言葉ではなく気持ちなので、
相手の気持ちを思いやりながら自分の気持ちを伝えることが大切です。


スポンサーリンク

◆前日まで元気だった故人が突然亡くなった場合



また、前日まで元気だった故人が突然亡くなった場合には、

 
「あまりに突然なことで慰めの言葉もございません」
「どうかお力落としなさいませんように」

といった言葉が遺族に対するお悔やみの言葉となります。

ちなみに、故人が長生きした場合に
「天寿を全うした」や「大往生して」などを使うと、
遺族の悲しみに対する気持ちに反するので使わない方が良いです。


◆ご愁傷様です



誰に対しても使える「ご愁傷様です」は会社の関係者や友人には適切となります。
また距離があったり疎遠になっている親戚などの場合も良いです。

しかし、関係性の深い遺族にはあまり適切とは言えません。
親族であったり遺族と年に数回は顔を合わせるような間柄の場合は、
前述の関係の深い場合の言葉を使った方が良いでしょう。

スポンサーリンク
関連記事
おすすめの記事