雨の日になると。。。
気分が優れない、体がだるい、頭が痛い。。。などと、
体調がすぐれないと感じる人は、かなり多いのではないでしょうか?

どうして湿度が高いと不調になり体調がすぐれないのだろうか?

気のせいなんだろうか。。。


スポンサーリンク

◆どうして湿度が高いと体調がすぐれないのだろうか?



天気が悪くなるということは雨となります。
雨が降るのは低気圧の状態。

つまり気圧が下がるという変化がおこります。

人間には気圧を感じる器官がります。
その器官が内耳にあり、気圧が変わることで過剰に反応します。


・反応するとどうなるのか?

耳の気圧センサーが過剰反応すると、自律神経が乱れる影響を及ぼします。

自律神経が乱れることでみられる症状としては、
「自律神経失調症」などがります。


・自律神経失調症とは?

自律神経失調症になると、
 
・疲労感
・倦怠感
・偏頭痛
・不安感
・イライラ
・憂鬱感
・古傷の痛みを呼び覚ます
などいった症状がみられます。

こういった症状を引き起こす主な原因がストレス。
つまり気圧の変化が体に対してストレスを感じているということになるのです。

>>>天気痛 つらい痛み・不安の原因と治療方法 (光文社新書)

◆熱中症



湿度が高いと不調になるの症状として熱中症があります。

実際、建築物環境衛生法では、
適法湿度が四十から七十パーセントと定められています。
つまり建物を衛生的に、そしえ快適に利用するための条件です。

このことからもわかるように、湿度は体調に大きく影響しています。


基準を超える高湿度となるとどうなるのか?


基準を超える高湿度は人体にさまざまな悪影響を及ぼすことになります。

例えば「体温調節機能」
湿度が高いと汗による体温調節がうまくできなくなってしまいます。

なぜか?

汗は蒸発(気化)することで体から熱を逃してくれるのですが、
汗が出たとしても、周りの空気中の湿度が高くうまく蒸発してくれません。
ですから熱が体の中にこもったままの状態になってしまいます。

熱が体こもることにより体力を消耗していき、
だるさを感じたり疲れやすくなってしまうので不調を感じることになります。


スポンサーリンク

◆汗が出ないということは水分を体に溜め込むことに



今の時代は、美容やなどのためにも水分はとったほうが良いとはされています。

しかし、雨などにより湿気が高くて汗が出にくい状況ですと、
水分が体外に排出されにくくなります。

しかしそれにもかかわらず水分補給ばかりすると、
体に余分な水分が溜まり、体温低下の原因となります。

溜まった水が原因で、お腹が冷えると胃腸の動きも鈍くなります。

その結果、食欲不振になり、そのままにしておくことで、
栄養が吸収できずに、さらに体調を崩すことにも繋がってしまいます。

また、お腹が冷えると、お腹を温めようと全身の血が集まります。
そうなると今度は手足の冷えが始まったりします。


このように湿度が高いと体調が優れなくなる人は意外と多いのです。

スポンサーリンク
関連記事
おすすめの記事