高校生にもなると、だんだん社会や経済のことにも目を向けるようになり、
将来に不安を感じたりします。

中学校までと比べれば今後の進路に関しても大きく異なり悩みがちです。

例えば。。。

就職を視野に入れる人もいます。
今までは学校という枠の中にいたのに社会にでるなんて考えられません。

また、大学に進学すると決める人もいます。
大学に進むにしてもどこを選べばいいのか?
志望校に合格できるのか?
その学校の卒業後の生活はどうなるのだろうか?

という感じでどのような進路を進もうとも悩みは尽きません。


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◆人はなぜ不安になるのか?



それはごくごく自然なことです。
未来の展望というものは誰にもわからないからです。

今現時点において「一人生活できるのだろうか?」などと、
頭の中でシュミレーションをしたとしても今までに経験のないことです。

そのため、ありとあらゆる不確定な情報をインプットします。
その中でもマイナス要因にどうしても囚われます。

こうなったらどうしよう。。。
ああなったらどうしよう。。。

一人でこの先、生きていけるのだろうか。。。という感じで不安になるものです。


◆不安は決して悪いものではありません



とはいえ、こういった不安は決して悪いものではありません。
むしろ成長し希望に溢れる未来を掴み取るためのチャンスを与えてくれます。

もしも将来に対する不安が全くなければ、
危機感を持つことができず現状に満足してしまい、
努力する気持ちを失ってしまうでしょう。

今の生活が一生続くわけではないと、
高校生のうちに気づけたのは幸運なことだといえます。


・なぜ不安が幸運となるのか?

自分は何に対して恐れを抱いているのか?
「将来が不安→なぜ?→生活できるかわからない」
「生活できるためには何が必要?→お金」
「お金を手に入れるためには?→職が必要」
このように漠然とした悩みを順番に明確なものにしていきましょう。

こうすることで立ち向かうべき課題が見えてくるようになります。

例えば。。。
「職ならどういった職業があるんだろう?」
「自分はどういった事に興味があるんだろう?」
どんな細かいことでもリストアップしていくことがポイントです。

そして、それぞれの不安を重要度や解決可能かどうかで分類し、
どうすれば解消できるのかを考えていきます。

現時点では自分の力だけでは正しい選択ができないことも多いです。
そういった場合は学校の先生や周囲の大人たちに助言を求めるのも手です。


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◆貴重な高校生活を楽しむために



しかし、いくら将来について悩むのがいいことだといっても、
不安はストレスになってしまいます。

貴重な高校生活を楽しむためには、
不安を解消できるよう行動することが大切です。

でも。。。どうやって不安を解消するのか?
上記で述べた不安から見えてくる課題を見出すことももちろん大事です。

多くの人は不安になると、
「あいつはいいよな」
「頭のいいやつはいいよな」
「親が金持ちのやつはいいよな」
などという感じで自分以外の外界のせいにしたりします。

もっと大きく言うと、
社会情勢や日本経済の行く末など考えていても全く変わらない事を思考しても、
なにも変わらないし、ますます不安になるだけです。

ではどうすればいいのか?

まずは自分のそういった不安な状態に気づくことが大事です。

・不安な状態に気づくとはどういうことか?

「あぁ、今自分は将来の事を考えて不安になっているなぁ」と客観視するのです。
そして、
「私は、どうして不安になっているのだろう?」
「人間が不安になる法則ってあるのだろうか?」
「不安じゃなくなる法則はあるのだおるか?」
という事に焦点をあわせるのです。

そうすることで、沈んだ心が少し和らぎます。
そして冷静になることで、いまやるべき事がらが見えてきます。

その結果、貴重な高校生活を楽しむことができます。

不安に対する立ち向かい方を知っておくことは、
高校生の間だけではなく大人になってからも役立ちます。

辻 秀一特集>>>

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