きゅうりを購入する際において、
「イボを触ってみて痛いと感じるものを選んだほうがよい」
という話を聞いたことがある人はいますか?

でも、このきゅうりのイボって何のためにあるのか?
食べる時は取った方が良いのだろうか?


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◆きゅうりのイボは何のためについているのか?



きゅうりのイボって何のためにあるのかという理由としては、
きゅうりが熟すころにはイボは目立たなくなります。
ですから、まだ熟れる前の若い時に動物から身を守るためだと考えられています。

つまり、若いきゅうりにイボがあるということなんですね。
また鮮度がよいきゅうりほど痛いくらいにしっかりと付いている特徴があります。


・どうして若いきゅうりが売られているのか?

それは日本のきゅうりは早い段階で収穫して、
小型で未熟な果実が出荷されているという特徴があるからです。

なぜなら、きゅうりの規格として全国的にも
・重さが100グラム、
・大きさは21センチ程度
のものが良質のものであるといわれているからです。

農家ではこのサイズを維持するために、
収穫時期には午前中と午後の2回収穫する必要があり、なかなかの重労働です。


◆食べる時は取った方が良いのだろうか?



きゅうりのイボについては、
食べる時に絶対にとらなくてはならないものではありません。

ですが、生のまま丸かじりするような場合には、
イボで舌を傷つける可能性もあるでしょう。

イボをとることにより表面が滑らかになり、緑がより一層鮮やかになります。

きゅうりのイボのとり方としては、
板ずり(まな板の上でゴロゴロ転がす下ごしらえ)が簡単にできる方法で、、
おいしさがアップするとしておすすめです。

この板ずりにより塩の塩分により味は引き締まり、
きゅうりのえぐみや青臭さも取れて口当たりが良くなります。

ここにドレッシングをかけたり酢の物にした際にも、
味が染み込みやすいというメリットがあります。


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◆きゅうりの板ずりの方法



きゅうりの板ずりの方法としては、
まずはきゅうりの両端のへたを切り落としましょう。

表面にあるイボを板ずりをしてとりますが、
気になる際には包丁で削ぐように軽く取ると良いでしょう。

鮮度がよいきゅうりほど痛いくらいにしっかりと付いている特徴があります。

まな板の上に置いたらできるだけ多くの塩を振り、
両手でまな板に軽く押しつけるように転がして塩を全体になじませます。

塩がなじんだらさっと熱湯をかけると苦みが取れて、緑色が鮮やかになります。

お湯をかけない場合には、
水でさっと洗って塩を軽く落としてから切りましょう。

ちなみに近年では調理や加工の際に邪魔になるため、
イボなしのきゅうりもつくられています。

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