かぼちゃにでんぷんは含まれているのだろうか、といえば含まれています。
一般的に、かぼちゃ100gにおいて約1.5gのでんぷん量となります。
◆でんぷんてなに?
そもそもでんぷんとは、ブドウ糖がたくさん集まって結びついたもの。
つまり糖質となります。
糖質とは炭水化物から食物繊維を除いたもののこととなります。
◆かぼちゃのでんぷんの量は?
かぼちゃの一番多い成分は炭水化物です。
市販のいわゆる西洋かぼちゃ100gにおける炭水化物量は約21g。
この100gにおける炭水化物量は約21はどれくらいの量なのかというと、
白いご飯100gに含まれる炭水化物量に近いんです。
いかにかぼちゃに炭水化物が含まれているかがわかります。
その炭水化物の中に含まれているでんぷん量は、
一般的なものでかぼちゃ100gにおいて約1.5gとなるんです。
◆かぼちゃはでんぷんの色は?
収穫されたばかりのかぼちゃの方がでんぷんの含有量が多く、
日数が経つにつれて、でんぷんが熟成していき糖へと変わっていきます。
そのでんぷんの色は白色で、
カットされた切り口が日にちが経って乾燥してくると、
切り口の所から白い粉のようなものが出てくることがあります。
これがかぼちゃのでんぷんで、初めて見るとカビと勘違いしてしまいがちです。
ですが、カビの場合は青黒かったりしますので、白い場合は安心してください。
◆かぼちゃの1番おいしいとされるタイミングと見極め
かぼちゃの1番おいしいとされるタイミングは、
このでんぷんの含有量と熟成時に出来る糖の量が同じくらいになる時です。
おいしいかぼちゃを見極めるポイントとしては皮の色を見るということです。
一般的に皮の色が黒い場合、でんぷんの含有量が多く食感がほくほくしています。
甘さが多いものは果肉の色を確認します。果肉の色が赤みを帯びていて、
なおかつ、その赤みが皮のそばまで続いているものです。
結論としては、皮が黒みを帯びていて、
果肉が赤みを帯びているものが食感・甘味に優れているものです。
◆最後に
このように良いかぼちゃを選ぶことにより、
料理に使う時により良い働きをしてくれます。
かぼちゃは煮物などに入れてもおいしいですし、
焼肉の時の焼き野菜として、
あるいは甘みもあるためスイーツにも多く使われるなど、
色々な使い方が出来るのが魅力です。
また、ベータカロテンやビタミンCなどといった、
美容に嬉しいビタミンなどの栄養価も豊富です。
それ以外にも風邪の予防や目の疲労の回復など栄養面でも優れた野菜といえます。
ですのでスーパーマーケットなどで購入する際には、
こうした点をよく見て購入すると良いでしょう。