雨の日になると出てくるカタツムリ。
子供にとっては身近なかわいい生き物となります。
ですから、家に持って返ってくることも。。。
結果、しばらく家で買うことになるのですが、
カタツムリの食べ物ってなんだろう?
どうやって探して食べるの?
◆カタツムリは何の食べ物を食べているのか?
カタツムリが何の食べ物を食べているのかというのは、
種類などにより異なります。
しかし一般的には、
植物の茎や葉っぱ、落ち葉や朽ちた木などを食べていることが多いです。
また野菜を育てている畑などに生息している場合は、
その野菜をエサとすることもあります。
これは、その野菜を育てている農家の人にとっては、
時に大きな問題になってしまうこともあります。
例えばキャベツやニンジン、白菜といった葉物野菜や根菜などを好んで食べます。
ただ基本的には雑食です。
なので、飼育する場合にはこうした野菜くず以外にも、
キッチンペーパーやティッシュペーパー、
新聞紙などがエサになることもあります。
◆カタツムリにとっての必要な栄養素とは?
ところでカタツムリの最大の特徴と言えば背中の殻ですが、
これを維持するためにはその材料となるカルシウムが欠かせません。
よってカルシウムを含む食べ物と言うのも、カタツムリの食べ物のひとつです。
たとえば野生のカタツムリの場合は、
石灰岩やコンクリートなどを食べていることもあります。
またやはり畑に生息している場合、
そこに捨てられている卵の殻などを食べることもあり、
この卵の殻と言うのは、カタツムリを飼育する際に、
手軽に与えられるカルシウム補給源として利用されることも多いです。
◆どのようにエサを探し、食べているのか?
では次にカタツムリがどのようにエサを探し、食べているのかと言う点です。
まずエサの探し方ですが、
カタツムリは嗅覚と視覚を利用してエサを探しています。
ただし視覚は極めて弱い生き物であるため基本的には嗅覚メイン。
ですから嗅覚に頼り切ってエサを探していると言った方が正しいかもしれません。
更に味覚も発達しています。
そのため味覚を使って食べられるものとそうでないもの、
安全な食べ物と危険な食べ物を区別しています。
それから食べ方については、カタツムリは歯舌と呼ばれる、
鋭いやすりのようなものがついた舌を有しています。
そしてそれでエサとなる食べ物を削るようにして食べると言うのが食べ方です。
柔らかい葉野菜は勿論のこと、
コンクリートなども食べることができるのは、この歯舌のお陰なのです。