夏休みの宿題で厄介なものといえば自由研究がありますよね。
自由研究って、まず研究テーマについて何を選ぶべきか決めるのも大変です。
しかし、それ以上に困るのが、
・どのようにして書いていいのかわからない。。。
・どんなふうにまとめれば良いのかわからない。。。
という難題にぶつかることです。
とはいえ、
書き方のポイントや、まとめ方を上手く行うことができれば、
どんな研究でも内容でも立派なレポートになるのです。
◆自由研究の書き方について
自由研究のまとめ方なんですが、
必ず書いて欲しい内容の柱となるものが4つあります。
①研究のきっかけ(動機)
まず最初に、どうしてこのテーマについて調べようと思ったのか?
という「研究のきっかけ」を書きます。
きっかけについては難しく考える必要はありません。
・なんとなく疑問に思ったこと
・不思議に思ったこと
・自分が知りたかったこと
などについてを書いていけば良いです。
②研究の方法(過程)
次に書いていく内容としては、選んだ研究テーマについて
・どこでどのように調べたのか
・どのくらいの期間調べたのか
・何を使って調べたのか
などといったように「研究の方法」を書いていきます。
これは具体的に書くとわかりやすいです。
③研究の結果
次に、どのような結果がでたのかという「研究の結果」を記します。
研究の結果についてなのですが、
これは教科書や参考にした資料と結果が違ってしまった場合もあると思います。
たとえ違っていたとしてもいたとしても、
自分の行った研究結果の通りに書くことが大切です。
なぜなら、どうして違う結果に行き着いたのかという考察も可能になり、
理解を深めるためにも非常に参考になる事だからです。
④わかったこと(まとめ)
最後に全体を通して「わかったこと」を書きます。
例えば。。。
「実験を行う前はAのように思っていたけど、
実際に実験をしてみるとBのような研究結果となりました。」
などといった感じで、
予想と結果の比較についても、
自由研究のまとめの書き方のポイントの一つとなるのです。
◆研究結果は、何を使ってまとめるのが良いか?
この①から④までの流れをしっかりと押さえます。
その上で、分かりやすく読みやすい印象を、
読み手に与えられるよう書き方に工夫を凝らします。
・どういった工夫をすればいいのか?
例えば。。。
・タイトルは大きく目立つように書く。
・内容ごとに色を変える
・小見出しをつける
・写真を貼る
・イラストや表、グラフなどを使う
などといったことです。
あとは自分の一番言いたいことは何であるのか?
伝えたいことろはどこなのか?を自分なりによく考え、
その点についても目立たせる事で、しっかりした内容のレポートになります。
・何を使ってまとめればいいのか?
これらの自由研究をまとめるのに適したものはなんであるのか?
それは、一枚の大きな模造紙です。
この大きな紙に書くことで一目で何をしたかわかるのでシンプルで良いです。
・配置やレイアウトについてはどうする?
この場合、新聞を参考にしましょう。
レイアウトの仕方がイメージしやすくなるかと思います。
大きな紙がない場合は、数枚のレポート(画用紙)にまとめるのも良いですし、
観察日記などのように冊子やスケッチブックなどを使用するのも良いです。