自分の子供が花粉症にかかってしまったら、
小児科での受診をお勧めします。
子供の診察に慣れている小児科の先生が適切な対応をしてくれるでしょう。
しかし。。。
小児科できちんと受診しているのに、
子供に花粉症の薬が効いていないように見える。
そういう場合親御さんとしても不安です。
花粉症の薬がきかない子供はどうすればいいのでしょうか?
◆病院を変えるのも一つの方法
まず、小児科で処方される薬は、
子供のために効力が少し微弱なものが処方されます。
通常の鼻炎薬も小児には強すぎるのです。
これはもしもの時を考えて、
子供の負担を少なくする薬を処方してくれたからです。
そうかといって効果の弱い薬だと効かない場合もあるから困ります。
花粉症の薬は色々ありますが、どれが子供に合うのかわかりません。
ですから、花粉症の薬に効力が見られないのは仕方がない部分もあるのです。
小児科で処方された薬で花粉症の症状が抑えられるといいですが、
もし収まらない場合は、ほかの病院で受診してみましょう。
他の病院の小児科で診てもらうことも良いですけれど、
小児科の先生には専門分野があるということは案外知られていません。
つまり専門分野がアレルギーでない小児科の先生もいるのです。
ですから。。。
できれば花粉症などのアレルギーに関して、
より詳しい知識と経験を持っている耳鼻科の先生に相談してみましょう。
この時、小児科で処方された花粉症の薬が効きにくかったという事を
薬の説明書を持って行き、きちんと伝えましょう。
◆薬だけでなく。。。
小児科の受診で子供の花粉症の改善が見られない。
そんな時は他の病院の小児科や耳鼻科を探すという方法があると述べました。
それと同時にできる事もあります。
花それは家野中に花粉を持ち込まないことです。
外出先から戻った時は、
外出した服装で家の中をあちこちうろつかずに、
すぐに脱衣所で脱ぎ、シャワーを浴びて体に付着した花粉を流します。
洗濯物はマメに洗うこと。
そいて必ず部屋干しにします。
空気清浄機はフル稼働。
窓は開けません。
床の掃除なんですが、皆が起きてくる前に水拭きします。
夜のうちに床に降り積もった花粉を拭き取るのです。
外出するときは、帽子をかぶり髪の毛につかないようにしたり、
花粉用のメガネをかけます。
花粉が付きにくくなるスプレーなどのグッズも使います。
こういった地味で面倒な事も薬と平行して行います。
◆最後に
薬なんですが、
今はドラッグストアでもたくさんの種類が売られていますけど、
やはり病院で処方された薬の方が効きます。
それと飲み始める時期も大事です。
早めに飲み始めると薬の効きがいいように感じます。