節分と一口に言ってもいろいろなイベントが含まれています。
定番になっている豆まきに加え、
関西からやってきた恵方巻き、
イワシの頭の準備などいろいろな事が節分にはあります。
ここで気になってしまうのは、節分イベントの準備です。
豆まきや恵方巻きはするのに順番があるのでしょうか?
今回はそんな節分イベントの流れを紹介していこうと思います。
◆節分の流れ
節分には基本的な流れがあります。
まず、節分で外せない存在である鬼ですが、
季節の分かれ目に鬼がそれぞれの家にやってきます。
節分の目的はこの鬼を追い返すことです。
節分ではまずやってきた鬼を豆まきで追い返します。
やってきた鬼を豆で追い返し、福豆によって家の中に福を呼び込むのです。
恵方巻きはその後になります。
鬼を追い返し、家の中に福が満ちている状態で、
恵方で決まった神様のいる方角にお祈りをしながら、恵方巻きを食べるのです。
恵方巻きに魔よけの意味合いはなく、
神様に向かって、健康や幸せを祈るのが目的になります。
最後に鬼の嫌いなイワシの頭を玄関に飾ります。
幸せが満ちている家にもう鬼がやってこないように、
イワシの頭を玄関に飾り、家の無病息災をお祈りするのです。
これが節分の流れになります。
まとめると。。。
[su_note]①節分の豆まきを行います
②恵方巻きを食べます
③イワシの頭を飾ります[/su_note]
この順番で行うのがいいでしょう。
豆まきと恵方巻きとではどっちが先かというと豆まきになるわけです。
◆豆まきと恵方巻きの時間
節分行事は夜になると行うイメージがありますが、
豆まきや恵方巻きは節分のどのタイミングで行えばいいのでしょうか?
結論から言うと、豆まきは夕暮れ時に行うのがいいようです。
これは黄昏時と言われるように、
この時間になると鬼や妖怪が出やすい時間ですから、
豆まきで追い出すのに都合がいいのです。
また、恵方巻きは晩御飯後に食べるのがいいようです。
豆まきの後に恵方巻きを食べるのがいい習慣なので、これは自然な流れでしょう。
ほかにも
恵方巻きの最中は何もしゃべらず、
神様のいる方向を向いて、静かに食べるのがいいと言われています。
願いをこめながら食べている最中にしゃべることは、
神様に失礼だと言われていたり、雑念が入るからだとも言われています。
もちろん、喋ってはいけないのは一般的な恵方巻きの考えですが、
大事なのは家族で楽しく節分行事を楽しむことです。
宗教の色が濃すぎない家であれば、
多少しゃべりながら恵方巻きを食べるのは仕方が無いでしょう。
特に。。。
小さな子供がいる家庭で恵方巻きを黙って食べるのはとても難しいと思います。
大事なのは、神様を敬う気持ちです。
節分行事では流れなどより気持ちを意識して行いましょう。