普段は神社にお参りなど行かないという人も、
初詣や子供のお祝いなどで神社に参拝する機会はあります。
初詣のように一般参拝の場合は
振袖や袴でもいいですしジーンズやスカートなど普段着でも特に問題ありません。
しかし。。。
神社という神聖な場所ですから、
参拝する時はそれなりの礼儀やマナーをわきまえる必要があります。
◆一般参拝
基本的にカジュアルな服装でも参拝はできますが、
短パンのように肌の露出が多い服装の人は、
神聖な場所にふさわしくないと判断され参拝を断られる事もあるといいます。
ここは神社による違いなどもありますが、
伊勢神宮は特に服装に関しては厳しいと評判ですから、
事前にどのような服装がいいのかチェックしておきましょう。
短パン
極端なミニスカート
肌の露出が多いキャミソール
などは、あまりお勧めできません。
夏場など神社に行くまでが暑いので。。。などという場合に
キャミソールを着て行ったとしても、
参拝の時だけカーディガンやシャツを1枚羽織ると印象は変わりますからね。
また。。。
仮に肌の露出が多い派手な服装で行ったとしても、
一般参拝ならそのまま見逃してもらえる事もありますが、
特別参拝の場合は条件があるので参拝できない可能性はあります。
◆特別参拝
特別参拝の場合は一般参拝では入れない場所に入ります。
一般参拝は営業時間内ならいつでも受け付けていますが、
特別参拝には予約が必要です。
費用は協賛金として1人1,000円を受付時に収めますが、
家族の場合は1家族で1,000円となります。
伊勢神宮は内宮と外宮の四重構造になっていて、
一般参拝は一番外の御垣の外で参拝します。
それに対して特別参拝の場合は、さらに内側の御垣に入ります。
そこでは伊勢神宮の注意書きに
「子供を除き、礼服もしくは、敬意を失しない平常服」
となっています。
男性はスーツにネクタイ、
女性はそれに準ずる服装となっていますので、
迷ったときは礼服を着ていけば間違いないでしょう。
礼服では少し堅苦しいと感じるなら、
濃紺、黒、ダークグレーのスーツを選べば大丈夫です。
男性は派手すぎない落ち着いた色のスーツにネクタイなら大丈夫ですが、
女性の場合は
スーツにもいろいろありますので、
スーツでも参拝を断られるケースがあります。
色はできるだけ控えめ、スカート丈は無難な膝丈、
レースやボタンなど派手な装飾は控えたほうがいいでしょう。
形がシンプルでも派手な色はNGとなる事も多いので、
濃紺か黒、ダークグレーあたりが無難です。
女性はパンツスーツでもワンピースでも、派手にならないならOKとされています。
神社の中は大きめの砂利が敷き詰められていますので、
ハイヒールは歩きにくいためローヒールをおすすめします。