梅ジュースは梅と砂糖だけで手軽に作れて、
手作り初心者にもおすすめできる手作りジュースです。
しかし。。。
簡単なはずなんだけれど、
梅と砂糖を瓶に入れて数日たつ頃から、なぜか泡がでてくることがあります。
最初は少しだけなんですが、そのまま様子を見ていたら、
シュワシュワに泡立ってしまうこともあります。
そのように泡が出てしまった梅ジュースはもう飲めないのでしょうか?
◆泡が出たらどうするの?失敗?もう飲めない?
結論としては、梅ジュースを作る過程において泡が出たら、
①飲める場合
②飲めない場合
とがあります。
①飲める場合って?
作る過程において出る泡は梅ジュースがアルコール発酵している証拠です。
本来梅ジュースは発酵させずに、梅から出たエキスを薄めて飲むものです。
ところが、雑菌が入ってしまったり、
置いてある場所の温度が高かったりすると発酵してしまうことがあるんです。
このように発酵した場合においては、もちろん、そのままでも飲めます。
しかし、アルコール度数がビール並みになっていることもあります。
ですので、そのままでは子どもには飲ませられません。
そこで弱火で何分か加熱します。
そうすることでアルコールがなくなり、子どもも飲める梅ジュースになります。
その際の注意点としては火にかけることで、梅の風味が落ちてしまいます。
ですから、火にかける時間は短めにして、
ぐつぐつと煮立たせてしまわないように気をつけましょう。
②飲めない場合って?
しかし、梅ジュースを作る過程において泡がたった場合において、
アルコールのような匂いがする以外に、
ちょっとおかしいと思う場合には注意が必要です。
酸っぱい匂いがしたり腐ったようなにおいがする場合には、
腐敗が進んでしまっているので、飲んではいけません。
そのような時には残念ですが、廃棄するしかないでしょう。
◆早めに対処することが大切
泡が出はじめたら、早めに対処することが大切です。
初期であれば、アルコールをとばすだけで、飲むことができます。
梅の季節は、暑くなってくる時期なので腐りやすい環境です。
置く場所の温度が高い場合には冷蔵庫に入れるなどの工夫をしましょう。
そうすることで失敗せずに梅ジュースを完成させることができます。
また温度が高いということは雑菌も繁殖しやすい状況です。
ですから雑菌が繁殖しないように容器の消毒をしっかりと行います。
それとともに梅や砂糖を触る手の消毒もしっかりと行いましょう。
梅ジュースは簡単に作れますが、
泡がたって発酵してしまわないように気をつけて作りましょう。