今までは子供って、あまり花粉症になる事ってなかったんですが、
子供の花粉症も年々増加する傾向にあります。
そんなとき。
自分の子供が風邪なのか花粉症なのか?
見分け方を知っている人は多くありません。
今回は子供の風邪や花粉症の見分け方を紹介していきます。
◆遺伝
それにはまず、子供の親が花粉症かどうかを確認しておきましょう。
子供は親の遺伝子を受け継ぎますから、
アレルギー症状である花粉症も発症しやすくなります。
もちろん、両親が花粉症だからといって、
必ず子供が花粉症になるわけではありませんし、また、逆もしかりです。
重要なのは1つの情報として、
子供の親が花粉症かどうかのチェックをしておくことです。
◆一般的な症状の違い
次に子供の症状に注目しましょう。
花粉症と風邪の症状は一見似ていますが、細かい症状に違いが出てきます。
まず花粉症は鼻水に違いがみられます。
鼻水は風邪のように色があったり、
ネバネバしているものではありません。
花粉症の鼻水は涙とほとんど同じ成分なので、
無色でサラサラした鼻水をしています。
油断していると。。。気付かぬうちに鼻から水が垂れてしまう。。。
そんなイメージの鼻水が花粉症の鼻水です。
それに対して風邪の場合の鼻水は、
初期段階では同じように無色透明なのですが、
数日すると、鼻水に色や異臭などの症状がでて悪化するのが基本です。
鼻水が花粉症でなく風邪の場合、他にも悪化する症状として、
・発熱
・のどの痛み
・全身の筋肉痛
などの風邪特有の症状が出てくるようになります。
◆子供特有の症状の違い
子供が花粉症かもしれない。。。それを疑うポイントは鼻づまりです。
子供の花粉症は大人と違って鼻づまりがメインの症状になっています。
というのも、鼻の穴の大きさが大人とは違うため、
鼻が詰まりやすい傾向にあるのです。
通常(大人)の花粉症の症状と違うために
「風邪」であると思い込んでしまう可能性が高いのです。
・じゃぁどうすればいいの?
そこで風邪と花粉症の見分け方で注目すべき点というのは、
鼻づまりとともに「目のかゆみ」も一緒に発生しているかどうかという点です。
子どもの花粉症におきましては、
「目のかゆみ」も高い発症率であることが報告されています。
ですから。。。
何度も何度も目元をこすったり、
目が充血していたりや
目が腫れているといった事などに見舞われるようでしたら、
花粉症の可能性があるということです。
もし、こういうポイントを見つけた場合は、
すぐに耳鼻科に相談し適切な治療を受けましょう。
◆最後に
子供が花粉症であるか?風邪であるのかという見分けは、
子供が大きくなり自分できちんと報告できるようになるくらいならば、
まだ見分けることは容易かもしれませんが、
子供が小さくて乳児の場合は、なかなか判断できないと思います。
口呼吸をして鼻づまりに悩んでいて目が痒いなら花粉症かもしれない。。。
そう思ったなら耳鼻科に相談に行ってみるといいでしょう。