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マションなどに住んでいると、
ごくまれに火災報知機で目がさめる事があります。

突然、家にある警報装置が作動して
「家事です、家事です、直ちに避難してください」と放送がかかります。

その間警報音もずっと鳴っています。


非常にうるさい音ですから、すぐに目がさめます。

つまり火災報知器が作動する事によって、
火事の際の逃げ遅れを減らすという大切な目的があるのです。


しかし、この警報機が、もしなかった場合。

一軒家においては、深夜などに起きる火事は火の元のすぐそばにいない限りは、
なかなか気づかないことも少なくありません。

ましてや、

マンションなどの広い建物であれば火事が起きていることに、
すぐに気が付く事ができずに逃げ遅れる場合もあります。


ですから、そのような被害が起きないために、
住宅用火災報知器の設置は法改正によって義務付けられています。


とはいえ、深夜の寝ている時間帯に、
マンションの火災報知器が急に鳴り響いたらびっくりしてしまいます。

そのような場合はどうすればいいのでしょうか?


火災報知器の止め方を調べて理解することで警報を止める事は可能です。
しかし、自分の判断で勝手に止めてもいいものでしょうか?

家事の場合は止める必要ないじゃないか。。。と思うのですが、
家事ではない場合。。。いや、家事ではないであろう。。。場合の時って

止めても良いのだろうか。。。






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◆火災報知器の仕組み



火災報知器には熱を感知するものと、煙を感知するものなどがあります。

一定の条件を満たせば警報が鳴る仕組みのため、
実際の火事ではなく誤報で警報が鳴り響く場合もあります。


誤報の原因としては、

・感知器の故障
・調理中や煙草
・バルサンの煙
・水蒸気や虫

などにも反応する事があります。

その他にも警報機の非常ボタンをいたずらで押される可能性もあります。


実際に火災報知器がなった時に誤報である場合も少なくありません。
と言うより、誤報のほうが多いくらいなのです。


◆火災報知器の止め方ってどうやるの?



火災警報器の止め方としては、

・警報盤についている「警報停止スイッチ」を押すこと
・警報機地震についているひもを引く
・警報機の非常ボタンを引き戻す

ことなどで音を止めることが出来ます。


ここで注意したいのは音のみを消す警報停止を行うことです。
「復旧」などのボタンを押すと、完全に平常の運転になります。

しかし、警報のみを止める場合は、しばらく時間が経つと、また鳴り出します。




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◆勝手に止めてもいいの?



しかしながら、素人判断で誤報と決めつけて勝手に警報を止めてしまうことは、
万が一火事である可能性もゼロではない為危険な行為ともいえます。

誤報の原因が明らかにはっきりしている場合は別ですが、

火災報知機が鳴ったら、まずは周囲の状況を確認し、
警報機が鳴っている場所の安全を確認する事も大切です。


マンションなどでにおいては多くの場合、

火災現場を確認するための配電盤みたいなものが、
エントランスに設置されています。

そこには各部屋のパネルがあり、
発生した場所が特定できる仕組みになっています。

まずそこで、火災現場(火災報知機が鳴った場所)を特定しましょう。


そこの部屋がなんともない場合は誤報でありますが、

絶対に大丈夫だという確認が取れない時や地震がない場合は、
迷わず消防署に連絡する勇気も必要です。


消防所に連絡することは、罪でもなんでもありませんから安心してください。


また最近のマンションの場合ですと、警備会社と連携しているはずです。
しばらくすると、警備会社の人が来ますからその人に任せるのが良いですよ。


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