にんにくは、そのものも美味しいですし、
料理に使っても美味しさを引き立てるので、とても貴重な食材です。

また、健康にも良いというですから、積極的に食べたいものでもあります。

しかし、難点は臭いが強いということに尽きます。


そこで、体から漂うにんにくの臭いを消す方法や口内の対策が重要になります。

ですが、まずは、どうしてにんにくは臭いのか?
を知っておく必要があります。






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◆どうしてにんにくは臭いのか?どれくらい続くのか?



にんにくにはアリシンという成分が含まれています。
また、すりつぶしたり、刻んだりするとアリナーゼという酵素が作用します。

その結果としてアリシンができます。
このアリシンが、にんにくの臭いのもとになる物質なのです。


ですから実は、生のにんにくは臭いはないのです。
すりつぶしたり、刻んだりすることでにんにくの臭いは強くなります。

にんにくの臭いはパワーがあるので、
一日の内3分の2くらい(約16時間)は続くとも言われています。


◆口の中に、にんにくの臭いが残って気になる時は



にんにくを食べるとまずは口の中に臭いが残ります。
この口の中の臭いに対する対策なのですが、基本まずは「歯磨き」です。

一時的なものではありますが「ブレスケア」などを使用します。
噛むタイプはもちろん飲むタイプも必需品です。

必ず3粒~4粒飲みましょう。

臭いが完璧に取れるわけではありませんが、ないよりは全然ましですからね。


あと、ガムも必須のものとなります。


またこのような口に対するケアだけでは不十分でもあります。

にんにくの臭いのもとであるアリシンは、
体内に吸収され血液に乗り身体中に至ります。


ですから体の中に対しても対策が必要となります。




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◆体の中に対しての対策はどうすればいい?



カテキンはアリシンと結合して臭いを消す効果があります。

ではカテキンはどのように摂取すればいのでしょう?

ます摂取するタイミングですけど、
にんにくを食べた後できるだけ早くカテキンを体内に取り込みましょう。

早い段階でカテキンと結合させる事で、
臭いが体に広がるのを少しでも食い止めるためです。


・緑茶

一番有名なのは緑茶ですよね。

このカテキンは高濃度であれば、なお一層よく効果的となります。

お茶というのは、お茶っ葉にお湯を注いで入れます。
しかし、カテキンはこの残ったお茶っ葉のほうにも多く残ってしまいます。

ですから、できればお茶っ葉ごと粉砕して飲むのが理想的なのです。


あとは、ほうじ茶、ウーロン茶などにも含まれます。


・りんご

りんごも実はカテキンが非常に多く含まれています。

ここで注意が必要なのですが、りんごといっても普段食べている実の方ではなく、
皮のほうには実に比べて4倍のカテキンがあるのです。

ですから、りんごを食べるにも皮ごと食べましょう。
半分も食べることで十分な効果があると言われています。


◆最後に



にんにくを食べたら臭いは残ります。

ですから、食べる前の調理方法として、
酵素は熱に弱いので、加熱されることで臭いは和らぎます。

また体外に取り込まれたアリシンを排出することも考える必要があります。
排出するためには出来るだけ水分を多く摂り汗を掻くというのも一策です。

にんにくを食べるにあたって完全に臭いを失くすことはほぼ不可能です。
そのため食べ方や量にも気をつけ、総合的にしっかり臭い対策を行うことです。



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