最近ではイクメンやカジメンなど、育児や家事に積極的な夫もいます。
ですが、その逆で妻のことを一切手伝わないという夫もいます。
世界的に見てみても、
日本人男性は家事や育児をする時間が非常に低いとされています。
家事育児を手伝わない夫に悩んでいるという妻の方はたくさんいて、
その中には、それをきっかけに離婚問題に発展してしまうケースもあります。
そんな育児や家事をしない夫にイライラしてしまいますよね。
◆夫はどうして育児や家事をしないのか?
どうしてそういった事になってしまうのか?
それには妻と夫の考え方の違いが大きな原因の一つとなっています。
一般的に育児や家事をしない夫の考えとして多いものとしては、
「家にきちんとお金を入れているのだから良いだろう」
「仕事で疲れているから、家にいる時くらいはダラダラと過ごしたい」
というものになります。
これらの事をただ心の中で考えているだけでなく、
直接言葉にして発言する方も多いのです。
その結果、妻としてはイライラしてしまう事が多いんです。
例えば。。。
パソコンやスマートフォンをひたすら黙々といじっているという夫もいます。
家に居る時にはほとんどスマホしかしていないのです。
そうなると、普段仕事で夜遅くまで頑張っていると頭では理解できても、
実際に育児や家事で追われている時に、
目の前で夫にダラダラされるとイラついてしまうものです。
また。。。
「俺は疲れているんだ、お前は毎日家にいるからいいだろ」
などと面と向かって偉そうに言われると理由や現状はどうあれムカつきます。
◆育児や家事をしない考え方はどうして身についたのか?
しかし、どうして夫は育児や家事を、
手伝わなくてもいいという考え方をするよになったのでしょうか?
昔は男性が仕事をし、女性が家事のほとんどをするという考え方が主流でした。
そのため夫は子供の頃から、
そのような両親を見てそれが当たり前になっているという可能性があります。
私のおじいちゃんはよく母に言っていたのが、
「育児や家事は妻の仕事であり夫のやるべきことではない」というものでした。
ちいさかった私は母がおじいちゃんにイジメられていると思ったものです。
父も当然そのように教育され育ちました。
ですから母はよく「何も手伝ってくれない・・・」とよくいってました。
家事をしない夫にイライラしていたのは私だけでなく母もそうだったのです。
◆イライラしないためにはどうすればいいのか?
イライラするのは誰しもあることです。
タイミングや言葉のあやという場合もあります。
ですから妻である自分が心が狭いとか人間的に大きくないとかではありません。
それほど育児と家事は大変なものなのです。
そこで。。。
夫が家事や育児を手伝わないことにイライラするという方は、
ストレスを溜めこまないためにもそれらの解決方法について学んでおきましょう。
解決方法としては夫の意識を変えさせるために、
家でしている作業をリスト化し、実際に見せつける必要があります。
リスト化することで、
自分が全く家のことをやっていないことを把握させることができます。
リスト化し、簡単なものから手伝ってもらうようにしましょう。
簡単なものとしては、消耗品の管理やゴミ捨てが挙げられます。
男性向けの作業として、
家の修繕や重い物を運ぶことを手伝ってほしいと告げましょう。
リスト化するのは紙でも良いですが、
百円均一で販売されているホワイトボードを使うと使いやすいかと思います。
今まで全く家事や育児を手伝ってくれなかった場合は、
まずは1割程度の分担をさせるようにしていきます。
これらの工夫をしても動いてくれないという場合は、
離婚を視野に入れて見ても良いかと思います。