結婚式で祝儀を包むときに、その金額が2万円という場合。

「入れ方の作法はどうなのだろうか?」
と思う人はマナーやエチケットということに気をつけている人だと言えます。

2万円はマナー違反なのでしょうか?
また実際に2万円を包む場合はどのようにいれたらいいのだろうか?


結論としては、

2万円でもOK。
ご祝儀へのいれかたもそのまま2万円をいれてもOK。

となっています。


ではどうしてマナー違反ではないのでしょう?






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◆2万円はマナー違反なのでしょうか?



披露宴に出席する場合の祝儀の金額については、
最近では1万円では少ないということが一般的となってきています。

ですので単純に2万円を用意するということになったりします。


ところが昔気質の人に言わせると。。。

「仏事は2万円でもいいいが、お祝い事には適さないもの」
と言われたりします。

・どうして2万円は、お祝い事には適さない金額なのでしょうか?

それは偶数は割れるので、
お祝い事には縁起が良くないという言い伝えからものです。


ですが、そうかといって3万円では多すぎるという場合ってありますよね。。。

そういった場合においては、
入れ方に工夫すれば2万円を包む事も可能なのだろうか?




◆祝儀の入れ方って2万円ならどう入れるべき?



2万円を祝儀として包む場合において編みだされた入れ方としては、
1万円札1枚と5千円札2枚を入れる方法です。

なぜなら合計金額としては2万円という偶数なのですが、
お札の数を奇数にするという方法です。


でもこの方法は実は祝儀の受取側からすると、
奇妙な印象が残る場合が起こりうる可能性があります。

というのも、いただく方が必ずしも偶数のいわれを承知していない場合、
「なんで5千円札2枚が入っているのか?」ということになります。

また「1万円札を用意する時間がなかったのか?」と思われてしまうことも。


確かに、かつての感覚では、
割り切れることイコールタブーということはありました。

ですが最近では数字での縁起担ぎは気にする人が少なくなっています。

ですから「2」という数字に関しても、

夫婦二人の2と解釈したり、
2人で末永くお幸せにという事につながるというという人もいるくらいです。


したがって、今では金額が2万円でも問題はないのです。

包み方に関しても1万円札2枚であっても、
失礼には当たらないと考えて差し支えないとされています。

マナーやエチケットの関する書物や教えてくれる教室でも、
このような取り扱いとなっています。


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◆補足として



補足になりますが、
3万円では多いが2万円ではなんとなく寂しいという場合。

その時はご祝儀としては2万円を包みます。

それに加えて、そのほかに何か記念の品物を別に用意して、
プレゼントするというのも良いとされています。


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