印鑑にはシャチハタのタイプと、朱肉を使って判を押すタイプがあります。
どちらを使用すればいいかは、
提出する書類によって変えていかなくてはなりません。
ですので、それに応じて必要な判を押すようにしなくてはなりません。
そのように印鑑自体に用途に応じて使用できるかどうかの違いがあるのですが、
シャチハタと朱肉のインクの違いってあるでしょうか?
そのまま朱肉にシャチハタののインクを補充しても大丈夫なのだうか?
◆シャチハタと朱肉のインクの違いってあるの?
シャチハタのインクと朱肉には違いがあります。
シャチハタで使用しているインクは、
ほとんどのタイプで顔料インクを使っています。
この顔料インクのデメリットとしては、紫外線に影響を受けやすいという点です。
紫外線がどのような影響を及ぼすのか?
それはシャチハタで押した判が紫外線に触れることによって、
印影が薄くなってしまうデメリットがあります。
印影が薄いと例えば届け印との照合がきちんとできない事も起こりえます。
そのため、シャチハタは重要書類などには使えないということになります。
だから、印鑑じたいはもとよりインクにも注意して使用しなくてはなりません。
朱肉に関しては、鉱物性の原料を使用しています。
ですので、紫外線にさらされても影響を受けにくくなっています。
だからシャチハタとのインクの違いがあります。
◆シャチハタに朱肉インクを補充してもいいのか?
当然のことながら印鑑を使用していれば、
通常の印鑑であろうとシャチハタであろうと、どちらもインクがなくなり、
使用することが出来なくなっていきます。
補充が出来れば長く使用することが出来ますので、
出来れば補充をしたいと考えるはずです。
そこで、インクは補充をしても大丈夫なものだろうか?
シャチハタも朱肉もどちらも補充をして使用することが出来ます。
では。。。
・シャチハタに朱肉用のインクを補充してもいいだろうか?
また逆に。。。
・朱肉用にシャチハタのインクを補充してもいいのだろうか?
シャチハタの場合、必ず同じ種類で同じ色のインクを使用しなくてはなりません。
ですので、使用しているものと同じものを探して補充をすることが大事です。
なぜなら、シャチハタの場合はインクがゴムから滲み出てくるタイプです。
ですからシャチハタ以外のインクですと根詰まりがおこります。
その結果使用できなくなるというわけです。
補充インクは種類によって違いがあります。
ですので、わからなければ購入店で確認をしてみるといいでしょう。
朱肉の場合ももちろん朱肉用の補充液を使用します。
これは先程述べたようにシャチハタで押した判が紫外線に触れることによって、
印影が薄くなってしまうデメリットがあるからです。
朱肉は油と混じった状態です。
ですから補充用のインクを行う際には、
しっかりと振った後に補充をしていかなくてはなりません。
また補充をする際には、
全体に均一に塗り広げていくようにしなくてはなりません。
ですので、少量ずつ補充をしていくようにしましょう。
◆最後に
どちらも補充をした後には、必ず試しに判を押してみるようにし、
正しく使用できるかを確認してから使用することです。
大事に使えば長く使用できるものですので、
補充をしながら使用をしていくといいでしょう。
また自分でできない場合はお店に持っていくとよいですよ。