引越しや転勤、進学などで住所が変更になると面倒な手続きが必要になります。
・役所への届出
・電気ガス水道などのライフラインの変更
・携帯やインターネット
などという感じで時間も手間も掛かります。
これまでに何度となく引越しを経験しましたが、
その度にこの届出には悩まされてきました。
忘れないようにとメモ書きをしていても、うっかりということも度々でした。
その中でも役所への届出はわかりにくいものが多く、
最初は窓口で何度も確認していました。
引越し上級者になった今では、
問題なくスムーズに手続をすることが出来るようになりました。
ですが、初めての方や、
それまで役所とは縁のなかった学生さんにはやっぱりわかりにくいものです。
・転入届
・転出届
・転居届
などという具合になんとなく漢字をみて意味合いはわかるものの、
具体的にはどういう状況でどの届け出が必要なのでしょう?
転入届 転出届 転居届の違いってよくわからないですよね。
いったい何が違うのでしょう?
◆転入届 転出届 転居届の違いってよくわからない何が違うの?

まず役所での届出の基準は「市区町村単位」になります。
現在の住所から同じ市区町村内で引越しをした場合は、転居届を出します。
例えば、新築や中古住宅の購入などで住所が変更になった場合は、
この転居届が必要です。
同じ市区町村内で住所が変更になったことを届出るだけです。
ですので、これまでの自治体と同じ役所で出来ます。

これまでのお住まいの市区町村から、転勤や進学、就職などで、
別の市区町村へ引越しをする場合は転出届と転入届が必要になります。
県外へ引越しをする場合には転出届と転入届の手続きが必要です。
・県内ならばどうなのか?

役所での届出の基準は市区町村単位になります。
つまり同じ県内であっても市区町村が変わるのであれば、
同じように転出届と転入届をしなければなりません。
◆市区町村が変わる場合、転出届と転入届はどうすればいいのか?
転出届は、それまでの住所がある自治体の役所で行います。
その際、家族全員または自分ひとりのみの転出証明書というものが発行されます。
ですので、それを持って新しい住所の自治体役所に提出します。
その際、転出証明書といっしょに転入届を提出すれば手続きは完了です。
◆最後に
まとめると。。。
・転居届・・・「同じ市区町村内」での住所変更手続き
市区町村が変わる場合
・転出届・・・住んでいた市区町村内への住所変更手続き
・転入届・・・移動先の市区町村内への住所変更手続き
市区町村が変わる場合
・転出届・・・住んでいた市区町村内への住所変更手続き
・転入届・・・移動先の市区町村内への住所変更手続き
役所では他にも国民健康保険の手続きなどもできます。
そのため住所の変更と同時に済ませておくと一度で済みます。
新しい生活のスタートは、ワクワクといっしょに面倒な手続きもやってきます。
面倒な役所での届出は14日以内が基本ですが、
なるべく早く済ませて、これから始まるワクワクを楽しみたいものです。