食卓でお馴染みの麺類といえば、うどんやそば、そうめんなどでしょう。

ちょっとした昼食や夜食に食べやすく、
好物として挙げる人も多いのではないでしょうか。

冷やしたり温めたり、具を変えれば変化も楽しめることから、
すっかりお馴染みとなった食べものです。

うどんとそば、それからそうめんにはどのような違いがあるのでしょうか。






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◆うどんとそうめんの違いとは?



うどんとそうめんの場合、その成り立ちはそれぞれ異なるものの、
どちらも小麦粉から作られています。

実はどちらを名乗るかは太さによって決められているんです。

・乾麺のうどんは直径1.7ミリ以上
・そうめんの場合は直径1.3ミリ未満

を規定とします。


小麦粉を練られて作られた麺として、
機械で作られる場合、両者に大きな違いはありません。

しかし太さの違いは食感や味覚に大きな影響を与え、
結果的にまったく異なった食べものとして定着しています。

どっしりとした太さから小麦粉の味も楽しめるうどんは、
煮込みとしても利用できます。

一方でつるつるとしたそうめんはその細さこそが醍醐味となっており、
冷やした出汁とともに夏場の代表的な食べ物でもあります。

どちらも日本の食卓を飾ってくれる大切な食べ物です。


うどんとそうめんの違いは太さ

・乾麺のうどんは直径1.7ミリ以上
・そうめんの場合は直径1.3ミリ未満


◆そばとはどう違うのでしょう?



そばはと言うと、こちらはそもそも原材料が異なるのが特徴でしょう。

原料となる蕎麦はタデ科の植物で、
その実を収穫し、砕いて蕎麦粉を作成します。

麺類であるそばが作られるまでには、
蕎麦粉と水、それにつなぎを必要とします。

場合によってはつなぎを使わずに練り上げることもあり、

これを十割蕎麦と呼びます。


つなぎとして使われるのは小麦粉や鶏卵、山芋などで、
このつなぎによっても出来上がりが変化します。

そばもまた日本の食卓に古くから根差し、人々の生活を支えてきた食べものです。



そばとうどん、そうめんは原材料が違う

・そば・・・蕎麦粉
・うどん・・小麦粉


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◆栄養的にはどうなのか?



そばとうどん、そうめんは原材料が違います。
ということは栄養面においても違いがあります。

まずカロリーですが、カロリーにおいてはどちらも同じくらいです。
100グラムあたり350カロリーくらいです。

ちなみに御飯とも同じくらいです。

では、なにが違うのか?


タンパク質、つまりアミノ酸のバランスがよいのです。

このアミノ酸スコアですが、100が一番よい数字となります。

・小麦粉45
・蕎麦粉90


こうしてみると蕎麦は単品で食べても比較すると優秀となります。

夏場にはなかなか食事が喉を通らないという場合においては、
そうめんやうどんよりも、
蕎麦を食べた方がタンパク質が効率よく摂取できるのです。


そばやうどんが良くないわけではありません。
おかずの組み合わせでタンパク質は十分補充できますから。

ただ夏の暑い時期で単品のみというならば蕎麦のほうが良いよということです。



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