初節句に備えて雛人形を買ってあげる親がいる一方で、
そうしたものは買わないという親もいます。
ですが、初節句において雛人形は買わないというのは果たしていいことなのか?
なんとなく昔から皆がやっている習慣ですし、どうなんだろう?
などと、そのあたりに疑問を持ったりもします。
雛人形を初節句に買わないって非常識なのだろうか?
◆雛人形を初節句に買わないって非常識なのだろうか?
結論から言えば、別に買わなくても問題はありません。
今の時代、特に非常識でもありません。
というのも雛人形も様変わりしてきています。
7段飾りもあれば、お内裏様とお雛様だけだったり、
また雛人形がキャラクターであったりと時代とともに変化してきています。
それに春先だけ押し入れから出してそれが終わればしまうだけなので、
スペースの問題もあることから買わないとしても非常識とは言い切れません。
そういった変化のひとつとして「買わない」」という選択肢もありです。
ですから雛人形を買わないことで非常識と思う必要はありません。
また買っても毎年飾っていない人もたくさんいます。
娘の健やかな成長を願うことが雛人形ということでなくてもよいのです。
問題はどのように初節句をお祝いしてあげるかです。
好きなものを作ってあげるとか、
ひなあられを一緒に食べてひな祭りを実感するとか、
その方法はたくさんあります。
◆雛人形を別のもので代用する
せっかくの初節句です。
別に高いお金を出して場所をとるようなものを購入しなくても、
オリジナルの方法で楽しめるようなものにしていけばそれで十分です。
立派なものではなくても、可愛らしいものでも子供は喜びます。
例えば。。。
・自分たちで雛人形を手作りしていく
・雑貨屋さんでかわいい小さい人形を買う
・小さな陶器のお内裏様とお雛様
・つるし雛
・飾り絵
という形もおすすめです。
もちろん人形だけがお祝いではありません。
ケーキやちらし寿司、お菓子、甘酒などでお祝いするのも、
十分初節句のお祝いになります。
◆買わない理由として何があるのか?
雛人形を買わない理由としては、住宅事情があります。
飾る場所、収納する場所がありません。
また意外と大変なのは保管方法に関する問題です。
雛人形は保管をするのが結構大変です。
というのもカビを生やさないようにすることが求められます。
ですから、ちゃんと湿気などを考慮した場所や方法で保管しなくてはなりません。
そうなると買いたくないと思うのは自然と言えます。
また、娘が欲しくないというのも理由にあります。
私の娘の場合は、雛人形よりポポちゃん人形のほうが良いみたいでした。
(比べるというものではないんでしょが)
雛人形は結構本格的な人形です。
雛人形は顔が少し怖く、子供からすれば怖さを感じさせます。
なので子供がお店で雛人形を見て泣いてしまって欲しくないのなら、
雛人形は買わないとしてもなんら問題はありません。
また、買いそびれるというのもあります。
どうしようかなとあれこれ考えている間に過ぎてしまうなんてことも。