大学受験というのは人生において大きなターニングポイントではあります。
個人的には高校受験よりも大きな出来事でした。
通っている高校にもよりますが、
大学へは行くのが普通だという雰囲気ですと、
ほとんどの人たちが合格していたりして、その顔が輝かしく見えるものです。
それに対して受験を失敗したじ自分はダメな人間だなんて思ってしまいます。
そこで大学受験で失敗した子供への声かけってどうかければいいのか?
◆大学受験で失敗した子供への声かけって?
大学受験に失敗してへこんでいる場合はそっとしておいてあげるのが一番です。
特に気を使うでもなく普段通りにするのが一番です。
その時は何も言わないであげるというのが一番です。
特に声かけなどをする必要はありません。
なぜなら、受験に失敗した場合、
相当落ち込んでいて冷静に判断するような心境にはなっていません。
落ちたことへのショックは本人意外どうしようもないことです。
たとえ何を言われてても感情的に受け入れられなくなっているので、
どんな言葉も拒否されてしまいがちです。
じっくりと落ち込んでもらって、
しばらく経てば元気になるという事を期待しましょう。
経験してきた親としては、
「たった1回の受験で人生の全てが決まるような事はなく、
むしろ受験に失敗したことで、より可能性が広がる事もある。」
と理屈でわかるものですが、
大学受験に失敗した子供にとっては、受験がすべてという感覚です。
そのため、そのような前むきな事を考えるのは難しいはずです。
親として、なんとか立ち直らせなくてはなんて、あせる必要はありません。
◆また元気を取り戻してくれる
あまりにも落ち込んでいて食事もしない。。。
なんてこともあるかもしれません。
しかし、無理に食べることもありませんし、人間はお腹はすくものです。
お腹がすいた時になにか言ってくるかもしれません。
もし、一人でご飯が食べたければお小遣いをあげても良いです。
特に何も言わなくて好きにさせてあげればいいでしょう。
個人差はあるとは思いますが、
数日もすれば、また元気を取り戻してくれるはずです。
というのも、このままではダメだというのも本人は知っています。
また、周りの友達が大学に行くなら、
やはり大学に行くのは当然であると認識しているはずです。
そうなれば、数日気落ちした後でやるべきことをするようになります。
今回は駄目だったけれども、
次の年はこうはしないという決意でまた頑張り始めるはずです。
そのような時には、予備校の申し込み考えてはどうかなど、
具体的なことを話し始めても良いと思います。
だから受験に失敗した時には無理をして声をかけなくても良いでしょう。