暇な時、ゲームをする時など、なにげなく触ってしまうのがスマホです。
朝起きた時から夜寝る前まで、
スマホが無い生活はできないと思っている方は、スマホ依存かもしれません。
スマホのやりすぎは、
肩こりや猫背、また頭痛など色々な不調の原因ともなります。
その中でもかなり深刻な影響を受けるのが目。
スマホの画面を見ていると目が痛くなったり、疲れたりしませんか?
それは眼精疲労です。
◆たかが眼精疲労とあなどってはいけません
眼精疲労って、ただ単に目が疲れただけですよね。。。と思っていませんか?
たかが眼精疲労といえども、あなどってはいけません。
眼精疲労が慢性化するとどうなるのでしょう?
スマホ老眼や視力の低下、目の病気やドライアイと様々な影響を与えます。
眼精疲労とは肩でいうところの「肩こり」と同じく、
言わば目のコリのようなものです。
眼球を支えている外眼筋が疲労を起こす事で生じるのです。
◆どうして目の痛み疲れが起こりうるのか?
スマホを長時間見続けていると、
視野が狭いのでほとんど眼球を動かす事はありません。
肩も同じ姿勢で動かさないと血行不良になりコリが生じますよね、
それと同じ事が目でも起こっています。
肩こりは肩が痛いですが、目のコリは目が痛くなります。
また、スマホを30センチ以上離して見る人は中々いないですよね。
実は、この至近距離というのも眼精疲労の原因になります。
近くを見るときには目の水晶体の厚みを調整しています。
調整させるためには毛様体筋という筋肉を使用するのですが、
スマホを見続ける事によって疲労してしまうのです。
◆スマホの画面による悪い影響とは?
スマホの画面は、見ているだけでも目に悪い影響を与えてしまっているのです。
・ブルーライト
それは画面から出るブルーライトが原因と言われています。
ブルーライトは目の奥の網膜にも届くため、
加齢黄斑変性という目の病気や、
目の奥に活性酸素を生み老化を早めてしまいます。
視力低下が急に進んだ場合は、
この活性酸素による老化を疑ったほうがよいかもしれませんね。
・ドライアイ
またスマホを見続ける事で怖い影響を受けるのがドライアイです。
ゲームなどでかなり夢中になってしまうと、、
まばたきする事を忘れてしまって見入る時が多々あります。
スマホを使っている時は、
通常の時と比較してまばたきの回数が3分の1になるといったデータもあります。
・スマホ老眼
さらにスマホを使用していてパッと遠くを見た時に、
焦点が合わない症状があればスマホ老眼になっている可能性は大です。
スマホ老眼は、ピント調節機能を低下させてしまうので、
放っておくと近くの物まで見えなくなるといった悪影響がでます。
・熟睡できない
長時間スマホを使用すると、光を浴びることになります。
そうなると交感神経から副交感神経へのスイッチが、
うまく切り替わらなくなる症状があります。
そのため疲れているにもかかわらず熟睡できなくなります。
このような体内時計の狂いは、うつ病や肥満などの影響をも与えます。
特に夜寝る前に、
暗いところでのスマホ操作は目のためにも控えたほうが良いです。
◆目の痛みを失くすために
目の痛みをなくためには、目の疲れをとることが必要です。
簡単にできる事といえば、
・スマホの画面の明るさを落として暗めにする。
・スマホと目の距離を少し離してみる。
・遠くを見る時間を増やす。
・目薬を使用する。
・ホットアイマスクをつけてみる。
・目に良いとされるビルベリーのサプリメントを飲む。
事でなるべく目を労わるようにしましょう。
ですが、やはり目の痛みを取るためには、
スマホを見る時間を少なくする事に付きます。