従来からの紙でタバコの葉を巻いたタバコというのは、
タバコに火を付けることで葉を燃やす形で吸うのが一般的な方法です。
その方法での場合では必ず燃やした際に、
タールという有害物質が生まれることになります。
そのタールが歯に付着することによって黄色や茶色の着色の原因となります。
ではアイコスって歯にヤニがついて黄色くなるのでしょうか?
◆アイコスによる歯の黄ばみの付着について
最近、流行している次世代型のタバコであるアイコス。
これが結構評判で、タバコから切り替える人も増えています。
そのアイコスの一番の特徴は、
従来のタバコのように火を付ける必要のないタバコです。
その仕組みとしては金とプラチナによって構成されている加熱ブレードがあり、
それをあらかじめ充電した、
リチウムイオン電池に繋がっているマイクロチップで、
最適温度にまで電熱を生じさせて、タバコを加熱する方法を採用しています。
つまり。。。紙によるタバコの様に火で燃やす形を採用せず、
タバコを電熱で加熱して温める方法となります。
加熱式タバコであることによる大きな利点があります。
それは電熱で温める方法のため、
水蒸気が発生するだけで煙が出ず臭いもしないんです。
また煙が出ないということでヤニが歯に付着する心配はほぼありません。
ティッシュに煙を吹きかけるとその違いは明らかです。
そのためアイコスを吸うことで、
ヤニによる歯の黄ばみの付着を抑制することが可能というわけです。
アイコスを吸うことで歯にヤニがついて黄色くなりにくくなるのです。
◆タールの性質と洗浄方法
タバコに含まれるのタールという物質はタバコのヤニとも呼ばれており、
極めて粘着性も高い物質です。
当然、粘着性もあるため吸い続けると確実に歯に付着します。
それが歯を黄ばませる原因となります。
困ったことに、このヤニは歯磨きなどを行っても容易に落とせなくなります。
本格的に黄ばみを除去し歯の黄ばみを取るためには、
ホワイトニング専門の製品や薬剤を使用しなければなりません。
ですから、その分、費用も発生します。
また、より本格的に歯を白くしたい場合には、
さらに費用がかかりますが、
歯科医師によるホワイトニングを行うとベストとなります。
◆最後に
ヤニは燃えることで発生しますから、
燃やすことなく加熱する方式のアイコスの場合ですと、
ヤニが付着しての黄ばみの発生はほとんど心配しなくても良いというわけです。
アイコスを吸った直後は燻した様な臭いがすることもありますが、
それが翌日までに残ると言ったこともない、
つまり匂いが付きにくいというメリットが存在します。
従来の紙によるタバコに含まれているニコチンに関しては、
アイコスにも、しっかり含まれています。
歯は黄色くなりにくいのですが、
ニコチンが欠乏したことによるイライラや集中できない状態は同じです。