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ゴーヤは夏場にスーパーなどでよく見かける馴染みのある食材です。
料理としては沖縄料理のゴーヤチャンプルが有名ですよね。

ゴーヤには豊富に栄養が含まれていますから、ぜひとも料理に使いたいものです。


しかし。。。

ゴーヤといえば、あの独特の苦味が苦手な方が多いのではないでしょうか?

特に小さなお子様には、ゴーヤのあの苦味を美味しく感じることが難しく、
なかなか食べてくれないとお悩みのお母さん方もいらっしゃることでしょう。

そこで、調理の際には苦味取りが欠かせないのですが、
その苦味を取る方法によってはゴーヤの豊富な栄養素を失う可能性があります。






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◆ゴーヤの苦味は栄養なの?



ゴーヤは、ビタミンCを豊富に含む野菜として知られています。

もちろん、ビタミンだけでなく、その他にも、
カリウム、カルシウム、葉酸、鉄、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2など、
多くの栄養素を含んでいます。


そして。。。

ゴーヤの独特なあの苦味は、モモルデシンと呼ばれる成分で、
胃の健康や疲労回復に効果のある非常に大切な成分です。

ですから本来ゴーヤは、苦味を含めて摂取することが望ましい食材なのです。


◆でも苦味取りで栄養はなくなるの?



しかし、食べやすくするために苦味を取り除きたいというならば、

塩もみをする、薄くスライスするなど比較的栄養素を失いにくい方法を取ると、
より栄養を失わずにゴーヤを美味しく食べることが出来ます。


そして、逆に栄養素を失いやすい苦味取りの方法は、長時間茹でる方法です。

塩もみをした後に、さらに茹でて苦味を取る方法がありますが、
あまり長い時間茹で続けてしまうと、お湯に栄養素が溶けてしまうのです。

そうなると、せっかくの豊富な栄養素を逃してしまいますので、
加熱する場合はサッと茹でる方法が望ましいです。


まとめると。。。


・栄養がなくなりにくい苦味取り

塩もみ
薄くスライス

・栄養がなくなりやすい苦味取り

長時間茹でる




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◆ゴーヤのわたの苦味と栄養について



ゴーヤの苦味といえば、

特にゴーヤのワタの部分は苦いから、
しっかり取り除いた方が良いと言われています。


ところが。。。

実はワタの部分は、ほとんど苦味はないんです。
それどころか、捨ててしまっているワタには栄養が豊富に含まれているのです。

ビタミンCでいうと果肉の部分と比較するとおよそ1.7倍の量になります。

そのため、一緒に調理しなくても、
ワタだけ取り除き別の料理として活用することがオススメです。


◆最後に



夏場は、暑さで疲労が重なったり、
冷たい物を摂取しすぎて胃腸の調子が悪くなったりと、

健康トラブルに見舞われる機会も多くあります。

そんな時は夏バテ対策に最適なゴーヤを使った料理に挑戦し、
暑い夏を乗り切りましょう。


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