頭痛になると、日常的な動作がうまくいかないですよね。
例えば。。。仕事、家事など。
サクッと片付けられる量なのに頭痛のせいで作業が進まない。
そんなときには、
ちょっとでも早く頭痛の痛みが無くなってほしいもの。
そこで活躍するのが頭痛薬。
とはいえ、市販されている頭痛薬で有名なものといえば、
バファリンとロキソニンがありますが、
どちらのほうがよく効くのでしょうか?
◆どちらが頭痛には効果的なのか?
結論としては、一般的にロキソニンのほうが効果があります。
(ただし個人差はあります)
鎮痛効果が一番高いのはロキソニン。
ちなみに頭痛薬のイブってありますよね?
イブに含まれているイブプロフェンは
バファリンに含まれているアスピリンより強い鎮痛効果があります。
そのイブプロフェンよりも若干鎮痛作用が強いのが
ロキソニンに含まれているロキソプロフェンナトリウムなのです。
さらに、バファリンとロキソニンは一体何が違うのでしょう?
◆即効性と効果持続時間について
痛みを抑える仕組みとしてはどちらの薬も同じで、
頭痛などが起こる原因となり得る
プロスタグランジンの生成を抑圧することで鎮痛効果があるのです。
基本的な鎮痛の仕組みは同じですけど、効果の時間が違ってきます。
薬の効果というものは血液の中に取り込まれて後、
体内へと吸収されることで効果を発揮します。
ですから。。。
血液中の薬の濃度が速くなくなるほうが効き目が速く、
また効果時間も短いということになります。
そこで用法用量を見てみることにします。
バファリンの場合ですと、
1回2錠。
1日につき2回を上限。
できるだけお腹が空いている時を回避して摂取。
次に飲むまでの時間としては6時間以上あける必要があります。
ロキソニンの場合は、
1回1錠。
1日につき3回まで。
(原則として1日2回までとし1日3錠が上限)
できるだけお腹が空いている時を回避して摂取。
次に飲むまでの時間としては4時間以上あける必要があります。
こうして見た場合、
ロキソニンのほうが服用時間の間隔が4時間で短く、
そのため1日の服用回数としては1回多くなっています。
つまり。。。
ロキソニンはバファリンに比べて
効き目が速く効果時間が短いということになります。
たいしてバファリンは、
ロキソニンとくらべると緩やかに効いて効果時間も長いということになるのです。
◆胃への影響はどちらがあるのか?
バファリンとロキソニンはどちらも空腹時を避けるよう支持があります。
これは、どちらの薬も胃腸に負担が掛かり、荒れてしまう恐れがあるからです。
というのも、痛みを失くす仕組みとして、
「プロスタグランジンの生成を抑圧する」と先ほど述べましたが、
このプロスタグランジンは胃を保護する働きがあります。
ですから。。。
このプロスタグランジンの働きを阻止するバファリンとロキソニンは
胃に良くないとされていいるのです。
どちらが胃に優しいのか?
胃に優しいというキャッチフレーズで有名なのはバファリンですけど、
実際に胃に優しいのはロキソニンです。
というのも、
ロキソニンは胃の中においては、まだ薬として活動しません。
体内に吸収されてから初めて鎮痛剤としての効果を発揮します。
したがって胃に対する支障は少ないということになるのです。
バファリンも胃に優しいと言われているのは、
ダイバッファーHTという緩衝成分が含まれていて、
それが胃の粘膜を保護してくれるからです。
とはいえ。。。成分の殆どがアスピリンです。