お葬式は亡くなった人とのお別れの儀式であり厳粛な場所です。
堂々としていられるマナーにおいて参加したいですよね。
そんなマナーの一つに香典の相場があります。
香典とは亡くなった人に向けての供養であるのはもちろん、
お葬式にかかる代金を部分的に請け負うという意味もあります。
とはいえ、
たくさん出せば良いというものでもなく、
また逆に、気持ちだけといい自分で勝手に決めるというわけにもいきません。
細かいルールは、それぞれの親族により違うところもありますが、
親族の一般的な香典の相場というものについて知っておきたいものですね。
目次
◆両親の場合
親族の場合でも両親の場合はどうなのでしょう?
両親の場合ですと香典の目安は10万円前後です。
・喪主も払うの?
喪主である場合は香典は入りません。
なぜなら、喪主の場合はお葬式に必要な料金を請け負うからです。
この場合同居していようが、してなくとも、喪主以外の兄弟姉妹は香典を払います。
・年代によっても違うものなのか?
一般的には年代によっても違ってきます。
20代・・・3万から10万円
30代・・・5万から10万円
40代以降・・・10万円~
・義理の両親の場合はどうなのか?
義理の両親、つまり嫁の父母もしくは旦那の父母の場合であっても
実母の金額と変わりません。
◆祖父母の場合について
祖父母の場合ということは自分は孫に当たります。
金額の相場は5万円前後になります。
この場合は、自分が結婚して家庭を持っている場合は払います。
しかし。。。
まだ独身で自分の親が喪主になるのである場合は不要となります。
なぜなら自分も含めて喪主側となるからです。
・年代によっても違うものなのか?
一般的には年代によっても違ってきます。
20代・・・1万円
30代・・・1万から3万円
40代以降・・・3万円~5万円
◆兄弟姉妹の場合について
兄弟姉妹の場合の香典の相場は3万~5万円。
・年代によっても違うものなのか?
兄弟姉妹の場合は年齢によっての違いはありません。
◆おじ・おばの場合について
おじ・おばの場合については3万円前後です。
おじとおばといえば、
自分の親の兄弟姉妹に当たる人です。
親の兄や姉であれば伯父伯母であり、弟や妹であれば叔父叔母になります。
この場合兄であろうと弟であろうとも同じ金額です。
・年代によっても違うものなのか?
一般的には年代によっても違ってきます。
20代・・・1万円
30代・・・1万から2万円
40代以降・・・1万円~3万円
◆その他の親族
その他の親族といえば、
例えば従姉妹になります。
3千円から3万円が香典の金額の相場になっています。
・年代によっても違うものなのか?
一般的には年代によっても違ってきます。
20代・・・3千円から1万円
30代・・・3千円から2万円
40代以降・・・3千円~3万円
◆まとめ
葬儀において香典の相場なんですが、
一般的に親族に関しては上記のような相場になっています。
親族間の相場の場合はその関係が近ければ近いほど高額になっています。
ここでいう金額についてはあくまでも一般的なものです。
その地位域や家系により異なっているところもあると思います。
身内の年配の方にそれとなく聞いてみるのもひとつの方法です。