三回忌の法事を行うので参列してほしいという連絡があったときは、
故人や遺族と付き合いが深いことが多いので、
できる限りは出席するようにします。
そして三回忌に参列するときは、
招いてくれた親族から特別な申し出がない場合は、
香典とお供え物を持っていくことが一般的になっています。
三回忌の包む金額とお供え物についての相場はどのくらいなのでしょう?
◆三回忌で包む金額の相場はいくら?
三回忌における香典の金額の相場は1万円くらいが目安となっています。
法要のみの場合と法要後に食事会などがある場合とがありますが、
三回忌の場合においては、ほぼ親しい間柄で行われます。
そのため法要後の食事会もおこなわれるケースが一般的といえます。
ですから三回忌の法要の場合は最低でも1人1万円は包むようにします。
不安であるなら1万円以上の香典を持っていくと間違いありません。
香典においては、あまりにも高額な金額を持っていく必要もなく、
最高でも5万円以内が相場になっています。
1~5万円という金額の幅がでる理由としては、
生前とても親しい故人の法事の場合2万円から5万円をだすケースがある為です。
ですが、一般的な付き合いの場合は会食がある法要であっても、
1人1万円が相場になっています。
◆金額において注意したいこと
ただ金額において注意ておきたい事があります。
それは、法事も縁起をかつぐものです。
そのため死や苦しみを連想するような4と9の数字がつく金額は避けましょう。
以前は2という数字を避ける傾向もありましたが、
現在ではそれほど気にする必要もありません。
ですから、例えば法事に夫婦二人で出席して会食がある場合などは、
2万円を香典の金額にしてもかまいません。
◆お供え物についての相場
香典の他には、お供え物としてお花やフルーツ、
お菓子などを持っていくようにします。
故人が生前好きだったお花やお菓子があればそれらを用意しましょう。
予算は3千円から5千円くらいの物にするとよいでしょう。
お供え物ですから、それほど派手にする必要もありません。
お供花とお供え物を両方持っていく場合は、
2つを足して5千円くらいのものにするとよいです。
◆最後に
ただ法事を行う場所が家でなくお寺などでのケースにおいては、
お寺側からお供花やお供え物を指定されたり金額を指定される場合もあります。
ですから、そのときは臨機応変にしましょう。
また、法要を行う側から香典などはいらないと言われた場合であっても、
万が一のことを考えて、鞄の中には、
1万円ほどの金額を包んだ香典袋を入れてお用意しておきましょう。
そうすれば安心して出席することができます。