枝豆はおつまみに最適で、よくお父さんたちが食べている豆です。
もちろんお父さんだけでなく子供にもすごく人気があります。
家で塩ゆでした枝豆を用意すると、あっという間になくなりますから。
また、外国人の方にもとても人気で、
日本の文化である寿司など並んで、とても人気な食べ物です。
そんな人気の枝豆の仲間には、だだちゃ豆という種類の豆も存在するのです。
◆二つの豆の違いはどんなものがあるのか?
見た目で比較してみると、瓜二つなので知らない人が見たら、
どっちも同じ種類の豆だと勘違いしてしまうほどです。
・そもそも枝豆とはなんでしょう?
枝豆とは大豆が熟成する前にとったものとされています。
熟成する前に収穫したものが緑色の枝豆として食べられるのです。
そのまま収穫しない場合は黄色の大豆になります。
つまり。。。
枝豆という別の品種が存在するのではなく収穫する季節が違うだけで同じなのです。
・では、だだちゃ豆とは?
一方だだちゃ豆も枝豆と同じで、
大豆として成熟する前にもぎ取った豆とされています。
ですから同じ枝豆です。
つまりは大豆の系統が違う枝豆ということになるのです。
その枝豆という種類の中にだだちゃ豆が存在するのです。
◆元の大豆の種類が違えば、枝豆としての違いもあるの?
似ているようで、よく見てみると枝豆とだだちゃ豆には違いがあるのです。
「枝豆とだだちゃ豆の違い」
・色
枝豆は、緑色をしています。
だだちゃ豆は、茶色っぽい色です。
これは豆の入った鞘に小さな産毛が生えてきているのですが、
枝豆の場合は白っぽい色で、だだちゃ豆の場合は茶色い産毛だからです。
・形
豆の形も違います。
枝豆には通常2から3粒ほどの豆が鞘にはいっていますよね。
その豆の形が平べったくて豆と豆の間のクビレがあまりないものが枝豆。
一方でだだちゃ豆の場合は、豆がぷっくりしています。
ですから、鞘の豆と豆の間の部分がすごくクビレて深いんです。
・豆の数
豆の数も違います。
一粒がぷっくりしているだだちゃ豆は基本的には2粒入りが多いのです。
・味
味の違いを見てみると枝豆の方は、
どちらかと言えば、あっさりとした風味といいましょうか。
当たり前ですが豆の風味です。
だだちゃ豆はといえば、その味は甘みが濃厚なのです。
甘さを欲しい時に食べると補給することができますよ。
その茹でた時の香りを例えるならば、とうもろこしですね。
食感としては弾力と歯ごたえがあります。
似ているようで違いがたくさんあるので、食べ比べてみるのが面白いです。
◆最後に
枝豆は大豆の未熟なものであると簡単に言っていますが、
大豆となる前に枝豆として食べられる時期はわずか3日間なのです。
ですからこの短い期間に素早く収穫しておく必要があります。
枝豆は結構収穫タイミングが難しいのです。
そんな枝豆の王様といえるのが、だだちゃ豆なのです。
だだちゃ豆は山形県で作られており、伝統的な野菜の一種です。
自分で庭がある人は育て上げることは可能です。
しかし、新鮮なおいしいだだちゃ豆を収穫することができるとよいですが、
場所が違うと味が違うといいます。
通販やスーパーマーケットにも気軽に売っているので、
実際に自分で作っただだちゃ豆と比較してみても面白いかもしれませんね。