お歳暮のお返しの「のし紙」は必要なの?
また、なんて書けばいいの?






スポンサーリンク

◆お返しに「のし紙」は必要なのか?


必要です。

そもそも「のし」は、めでたいものとして贈答品に添える習慣があります。
お歳暮のお返しも贈答品ですから「のし」は必要となります。

ですから「のし」の付いている「のし紙」は必要なのです。


◆なんて書けばいいの?



お歳暮のお返しを贈るときは、
のしには「お歳暮」と書くのではありません。

「御礼」や「感謝」という文字をのしの表書きにして贈るようにします。


・どうして「お歳暮」ではないのか?

お歳暮のお返しをするときに、「お歳暮」と書いてしまうと、
来年も継続して贈るという意味合いに捉えられてしまうことがあります。

ですから、1度限りの返礼品ということを示すために、
のしには「御礼」や「感謝」という言葉を選ぶようにするのです。

また、この先お歳暮を贈ってもらうという気遣いを受けたくない場合、
品物と一緒に「今後はお気遣いなく」という意味合いの文言を添えましょう。

そうしておけば、相手も次からはお歳暮を贈ることを控えることができます。


歳明けにお返しをするときは、「御年賀」と書くこともできます。

ですが、やはり1度限りの返礼品にするときは、
「御礼」という言葉が望ましいといえます。




スポンサーリンク

◆お返しの際における金額や時期などのマナーについて



お返しの品は、
頂いたものと同等の金額のものをおくることがマナーになっています。

明らかに返礼品の方の値段が高くなってしまうと、
相手に不快は気持ちを与えてしまったり、
今後はおくらないでくださいという意味合いに捉えられてしまうことがあります。

ですから気を付けましょう。


そして返礼品をおくるまでに時間がかかってしまう場合は、
お返しを贈る前に、
届いてすぐにお礼状をおくっておくこともマナーになっています。


また、お歳暮のお返しを贈る時期についてですけど、

・お歳暮の時期内に贈る、
・御年賀という形で年明けの1月7日までに贈る

というようにします。


◆お歳暮のお返しの必要性について



お歳暮は、日頃からお世話になっている人に対して贈ることになっています。
ですから基本的にお返しをする必要はないとされています。

そしてお歳暮を受け取った側は、
ありがたく受け取ることがマナーになっていて、
受け取ることを拒否するのはマナーに反するとされています。


だとしたらお返しはマナー違反なのかというとそうではありません。
あくまでもお返しをする必要がないというだけです。

ですから受け取った側が、

・こちらだけお歳暮を受け取るのは申し訳ないと感じたとき
・こちら側も相手にお世話になっているという気持ちがある場合


そんな時は、お歳暮のお返しをおくってもかまいません。


スポンサーリンク
関連記事
おすすめの記事