お寿司を食べるときにマグロと頼んだ場合、
一般的なお寿司屋さんですとマグロの握りが2個でてきます。

もちろんマグロに限らず、ほとんどのネタは2個です。


回転ずしの場合も、ほとんどのものが2個です。
ところが、アナゴの一本握りなどネタが大きいものは1個で出てきます。

また、比較的値段が高いものも一個で出てくる場合が多いですよね。

場合によるとセットで3個ということも、回転ずしでは登場してきます。


しかし。。。お寿司って「一貫」なんていいますよね。
「一貫」って「一」という数字からイメージからするに1個という感じがします。

でも実際は2個だったりもします。


そこで、

・寿司の数は1個2個どっちなんでしょう?
・寿司一貫の意味とはなんなのでしょう?

それぞれ順番に見ていきましょう。


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◆お寿司の数は1個2個どっちなのか?



実は寿司の数が2個になったといわれる説があります。
それは「大きい1個の寿司を食べやすいように2個に分けた」というものです。

昔の寿司はかなり大きかったということで、
大きい1個のお寿司を食べやすいように2個に分けたのです。

これで寿司の数は「1個なのか?2個なのか?」ということがわかりました。


さらに。。。

この「大きい1個の寿司を食べやすいように2個に分けた」という説から、
どうして「一貫」と言われるのかが理解できます。

どうしてなんでしょう?


◆どうして寿司は一貫なのか?



お寿司が盛んになったのは江戸時代です。

その時代のお金は今でいう5円玉のように真ん中に穴が空いている貨幣でした。
そして、真ん中に空いている穴に紐を貫いて1000枚を1組としました。

そのひと束にした見た目が初めから終わりまでつらぬき通すという事で一貫。
その大きさがお寿司1個分と同じくらいだったと言われています。

そこで、当時のお寿司が一貫と呼ばれたということに繋がります。


そして、食べやすいように二つに分けたという説を合わせると、
お寿司の一貫は、今は2個という結論になるわけです。


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◆最後に



自分の思っていたもの違う数が出てくる寿司。
2つあるのに一貫というのは、なかなか理解しがたいものです。

そのため最近では1個を一貫と呼ぶところも出てきています。


ところで一貫はさておき、

寿司というものは通に言わせると2個出てくるのが本来の姿であり、
そこに意味があるという言い方をします。

そして、お寿司は二個食べてこそ本来の味が分かるものだと説明してくれます。


・本来の味とはどういうことか?

一つは握りたて、
もう一つは少しタイム差があるもの

これら2つは微妙に味加減が異なります。
ですから、その違いを楽しみながらネタ本来の味を感じ取るのです。

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