・無塩バター
・普通のバター
このようにバターってって2種類ありますよね。
無塩バターとバターの違いってなんでしょうか?
使用用途は違うの?
値段は?
また代用としては使えるの?
目次
◆無塩バターとバターの違いって?
無塩バターとバターの違いは塩分が入っているか入っていないかです。
見た目は同じですからバターだけの状態にして両方並べてみると、
その違いがわからなくなってしまいます。
どっちがどっちなのかわからなくなってしまったら、
少しだけ削ってみて舐めてみると良いです。
塩分を感じる方が有塩バターなので、違いがすぐにわかります。
◆無塩バターの使用用途は?
無塩バターは読んで字のごとく塩分が含まれていないバターです。
よくケーキやお菓子作りの時に使われています。
どうしてお菓子作りに使われるのか?
それは、微妙な味の調節のために、
バターに最初から塩分が入っていると邪魔になってしまうからです。
また焦げやすくなったり、
バターを大量に使用するお菓子の場合、塩の味が主張します。
基本的にお菓子作りに使う材料は甘くなるものばかりです。
そのため塩分が余分に加わってしまうと味のバランスが崩れてしまい、
せっかく作っても美味しくないものが出来上がってしまいます。
だから、お菓子作りのレシピに、わざわざ「無塩」という表記があるんです。
◆無塩バターとバターとではどちらが高い?
無塩バターって普通のバターより値段が高いんですよね。
・なぜ無塩バターは普通のバターより高いのか?
それは、ニーズの問題です。
普通のバターのほうがたくさん使われているからです。
無塩バターの使う用途は、お菓子作りなど限られた用途です。
一方で普通のバターは料理やホットケーキやパンなどいろんなものに使います。
メーカーとしても、たくさん作る方がコストはかかりません。
だから無塩バターって普通のバターより値段が高いんです。
◆無塩バターの代用として普通のバターは使用できるのか?
私みたいに、頻繁にお菓子作りをしない人にとって、
無塩バターって、いざ使おうとしても手元になかったりします。
そこで私は、買いに行くのも手間だったので、
家にあった料理などに使用していた有塩バターを使用することに。
代用する事は可能でした。
成分的には、ほぼ変わりないですからね。
家族にも食べてみてもらいましたが、不評でした。
どうもしっくりこない。。。
クッキーですと、塩クッキーだということにすれば。。。いいのかな。。。
ちなみに海水の塩分濃度は3.1~3.8%と言われています
無塩でないバターには1.5%程度の塩分です。
そう考えると、結構な量ですね。
ですので味を求めるなら料理用のバターを使わないほうが良いです。
◆無塩バターの代用はマーガリンでもOK?
もしバターが高くて手が出せないという場合は、
ケーキ用マーガリンを使用しても良いです。
ケーキ用マーガリンは安いですし、お菓子作りには良いものです。
使う量なども同じ分量でOKです。
しかしマーガリンなので、コクがないといいますかあっさりです。
ですから微妙に味が変わってきます。
◆逆に無塩バターはバターの代用はできるのか?
料理で無塩バターを代用で使う場合は、
味付けが物足りないと感じたら塩を入れるなどして調節する事ができます。
なので料理に代用する分には特に問題なく使う事が出来ます。
お菓子作りは焼きあがってしまわないと味がわかりません。
そのためお菓子作りの時の代用は慎重にならなければいけません。
ですが、料理の時は気軽に使用できます。
なぜなら料理のときは、その調理過程で味見をする事ができるからです。
ちなみに開封前の賞味期限は、
・普通のバター・・・6ヶ月
・無塩バター・・・・4ヶ月
です。