40代にもなると。。。色んな所が気になりますよね。
ふとした瞬間に漠然と調子が悪いなぁと感じたりするものです。
見た感じの肌もそうですし、
年を重ねるにつれて髪の毛のボリューム感が減った気がするのもその一つ。
女性の髪の毛が薄毛になるのは更年期に現れる症状なのです。
ですから更年期となり髪が薄くなってしまった自分の姿を目の当たりにして、
髪の不安に見舞われるようになるという女性は多いのです。
不安とはいうものの。。。
髪の毛の事ってなかなか人には相談できませんよね。
一体どうすればいいのでしょうか?
◆女性の場合の薄毛の症状について
どういった症状かというと、
女性の場合の薄毛というの男性とは違います。
男性の場合は髪の毛そのものが生えなくなり薄くなったり、
おでこの生え際が徐々に後退していきM字型になったりするのですが、
女の人の薄毛のケースでは毛根が失くなることはなく、
なかなか気づきにくい部分ではありますが、
最初に頭のてっぺんより髪が薄まりはじめます。
その毛根から生えている毛が、
少なくなったり、細くなることや、黒い色が薄くなることことで、
全体的に髪のボリュームが減るので髪の毛が薄毛になるのです。
◆女性の抜け毛や薄毛の原因とは?
女性の抜け毛や薄毛の原因には、
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減ることが緊密に影響しています。
女性は閉経を迎える時が来ますが、
この閉経時期の前後5年が更年期といわれていまして、
エストロゲンが減少し、ホルモンバランスが崩れる時期なのです。
エストロゲンは髪の毛を育成させ
髪の毛の成長期を継続させる役割がありますから、
そのエストロゲンが少なくなることで、
髪の毛のボリュームを以前と同じように保てなくなるのです。
また更年期となる40~50歳くらいというのは、
会社や自宅でのストレスも多くなる時期でもあります。
というのも。。。
子供の就職もしくは結婚や孫などと同時に、
親の老後に関することも重なることで悩みの種が多くなるからです。
こういったストレスが原因でホルモンバランスの崩れてしまうことがあります。
このように、更年期に入ると。。。
女性ホルモンの分泌量が減少し、
更には人生においてストレスが多くなる時期でもあるのです。
髪が薄くなってしまうのは、そういった理由からなのです。
◆薄毛に対する治療と対策について
ボリュームがなくなる髪を目にしているうちに、
もはや望みが持てないのでは。。。という感覚に陥る人もいると思われます。
しかし!!
男性の場合と違って女性の場合は、
毛根そのものは生きている割合が高いんです。
ですから考え込むことをするより改善策を行なうことのほうが重要。
前述したように薄毛の原因としては、
エストロゲンが少なくなることがあげられます。
言い換えれば。。。
エストロゲンの減少をゆっくりとすることによって、
薄毛の症状の軽減が見込めるということです。
更年期の薄毛というものは、
しっかりした専門的な医療機関で手当をやってもらえれば、
ほとんどのケースでは良い方向に向かいます。
その一つとして、
女性ホルモンをアップする「ホルモン療法」といった方法があります。
ただ、ホルモン療法には、更年期障害を和らげる長所のある一方で、
乳がんの発症する確率が上がったり、肥満になりやすくなるとか、
シミや肌荒れが起こるなどといったマイナス面もあります。
ですから婦人科や更年期外来といった病院で、
きちんとお医者さんと相談することがとても重要になります。
病院の治療に頼るだけでなく、
それと平行して日々の暮らしの中で心掛けたい事があります。
・バランスの取れた食生活
・十分な睡眠
・ストレスの軽減
・日頃からの運動
こういった日々の生活習慣の小さな積み重ねも大事です。