子供の咳と鼻水がなかなか良くならない。。。
咳が出て、熱が出て、鼻水が出て。。。という具合に、
おそらく風邪だろうと見当がつく場合って不安でありつつも、
どこか安心感もあります。
しかし。。。
熱がないけど。。。子供の咳と鼻水がなかなか良くならない。。。
そういった場合、どういう事なのだろうと不安になります。
それが花粉症の時期ならば、
それはアレルギーにより引き起こされているかもしれません。
◆後鼻漏
花粉症の代表的な症状として鼻水があります。
その鼻水の量は次から次へと流れだし止まる気配がありません。
あまりに多量に生じた鼻水が鼻から外に出てこないことだってあります。
外に流れない鼻水はどこに行くのかというと、
鼻と喉はつながってますから喉に流れ込んでしまうことになります。
その刺激で咳が出る状態が後鼻漏といわれるものです。
後鼻漏は咳が発症する原因の50%を占めていることも想定されています。
つまり花粉症での鼻水が原因で咳が誘発されていることになります。
◆じゃぁどうすればいいのか?
後鼻漏の状態を治癒する為には、
たくさんの鼻水を生じさせている元凶をケアすることが最も良い方法。
つまり花粉症の対策をすることです。
鼻水がたくさん出ることを抑える事ができれば、
それだけ喉に流れ込む鼻水がへることになりますから、
当然、咳が出る症状も少なくなるのです。
まず一番に行うことはお医者さんに診てもらうことです。
後鼻漏の場合、
何科にかかればよいのかですけれども「耳鼻科」です。
それでも不安が残るならば総合病院の呼吸器科です。
◆自分でできること
自分でできることは、
薬などの専門的な事ではなく、
あくまで花粉症対策としての身近な花粉防止でしかありません。
・外出時のメガネ、マスク、帽子、マフラー、スカーフ
・花粉防止スプレー
・帰宅時になるべく花粉を家に持ち込まない
・洗顔、うがい、シャワー
・掃除はマメに
・窓は開けない
・空気清浄機
・洗濯物や布団を外に干さない
・市販薬より処方薬
・シーズン前からの服用
◆まとめ
花粉症の時期に子供の咳が止まらない場合は「後鼻漏」の疑いがあります。
花粉症で咳?がでるなんて聞いたことないのですけど、
花粉が直接咳を誘発するわけではありません。
「後鼻漏」の場合ですと
花粉症で誘発された鼻水が原因で咳が出るようになるのです。
もちろん自己判断では判別もつけにくいし、
きちんとした対処の仕方もわかりませんから。
不安に感じたら、すぐに耳鼻科で受診してください。
何事も無ければそれにこしたことはありませんから、まずは診断です。