梅干しというのはご飯のお供として優秀なだけでなく、
体にも良い効果のある食べ物です。
さてそんな梅干しですが食べるなら、きちんと健康効果を得たいと思うものです。
市販されている梅干しは大量に生産する必要があります。
そのために余計な添加物等が加えられているケースも少なくありません。
ですから私は安全かつ健康に良い梅干しを確実に手に入れるために、
昔ながらの方法で自作してみました。
ただし自力で作る際に厄介なのが、天気の問題です。
雨に濡らさないように晴天の日に梅を干していても、
いきなり天候が変わり雨が降り出す事もあり自分ではどうしようもありません。
梅干しを雨に濡らした場合ってもう使えないのだろうか?
そういった場合どうすればいいのだろう?
◆雨に濡らしたらダメなのだろうか?
梅干しを作る際には雨に濡らさないように注意しなければなりません。
・どうして濡らしてはだめなのか?
梅を干している時に雨が降ってきて濡らしてしまった場合は、
干していた時間だけが無駄になるのではありません。
梅干しを雨に濡らしてしまうと雑菌が繁殖してしまう可能性が高いんです。
その結果、雑菌が増えてカビが生えるといったことに。
梅干作りで一番の問題なのが「カビ」だからです。
そうなると長期保存食としては致命的な問題が生じる事になります。
◆雨に濡らしてしまった場合は、あきらめるしかないのか?
不可抗力により雨に濡れてしまった梅は、
もう諦めるしかないかというと。。。そうではないんです。
・雨に濡れた場合はどうすればいいの?
雨を綺麗に拭き取ってから、
殺菌用の焼酎ホワイトリカーを霧吹きなどで吹き掛けて殺菌しましょう。
その後、水気をきった梅を梅酢をつけ直します。
そうして再び干すという方法で再利用する事が出来ます。
梅は雨に濡れたからといってすぐに使えないというわけではありませんが、
やはり濡れてしまう品質も味も落ちる可能性が高いです。
もともと漬ける前の梅の実に茶色い部分がある梅がありますよね。
あれは、実がなる段階でカビができ変色したものです。
しかし、梅干しを漬ける際に消毒し殺菌されて、強い塩分で繁殖もしないのです。
ですから食べることに対してなんの問題もありません。
しかし、やはり一度変色した梅は、
食感もキレイなものと比べて悪く品質も味も落ちるのです。
◆やはり梅は健康に良いもの
基本的には酸っぱい食べ物であり、
梅干しを頭の中でイメージするだけで、
反射的に口の中に唾液が出て来る人も多かったりします。
酸っぱさによる刺激で胃腸を刺激して、
食欲を増進させる効果を得る事が可能です。
なので暑さに負けて食欲がなくなる夏場に食べる事で、
食欲増進効果を得て夏バテを防ぐ事が出来ます。
他にも梅ポリフェノールには、
血流を良くする働きがある事でも知られているのです。
同時に血管の老化を防ぐ働きもあるので、
血流の問題を改善する効果が期待出来ます。
その結果、動脈硬化や脳梗塞といった重大な病気の予防効果を得る事も可能です。
加えて梅干しは免疫力を向上させる効果も持っています。
なので1日1粒程度食べ続ける事で、
免疫力がアップして風邪を引き難い丈夫な身体に変身させる事が可能です。