小学生になると、国語の授業をはじめとして作文を書く機会が多く訪れます。
次第に慣れてきますが、最初のうちは不自然な文章になりがちです。
しかし作文の書き方は、
いくつかのポイントさえ押さえていれば一年生でも難しくありません。
では小学生でもできる作文の書き方って一年生の場合どうすればいいの?
◆小学一年生でもできる作文の書き方って?
作文を書く時流れのポイントとしては、
・結論をいきなり書かない
・状況を説明する
・数字を入れる
・会話文を盛り込む
・最後に率直に感じたことを書く
それでは一つ一つ見ていきます。
◆結論をいきなり書かない
作文に慣れていない子どもは、いきなり結論を書いてしまいがちです。
結論を最初に書くのは悪いことではなく、
ビジネス文書などでもよく用いられる手法です。
最初に最も伝えたいことを書いて、後から補足説明をしていきます。
しかし一年生の場合は、
結論だけを書いて放置してしまうことが多いので注意しましょう。
◆状況を説明する
状況の説明を最初に入れるように指導すると良いです。
場所や時期の2点を入れることを心がけるだけでも随分変わります。
たとえば。。。
単純にご飯を食べたことを書くより、
レストランで夜に食べたことを描写した方が作文らしくなります。
◆数字を入れる
また数字を入れることもおすすめの方法です。
言葉をあまり知らない子どもが書く作文は、
抽象的な内容であるケースがよく見受けられます。
扱える言葉の種類が少ないので、そうなるのは仕方がないことです。
固有名詞を多めに入れていければリアリティが増しますが、
一年生には難しい場合も多いでしょう。
しかし、数字を入れる方法であれば一年生でも可能なはずです。
例えば。。。
ペットの金魚について書くなら、何匹いるのかも書かせてみてください。
鉛筆を削ったなら本数を書くと良いでしょう。
そのような工夫によって、漠然とした雰囲気が少し引き締まります。
◆会話文を盛り込む
また、会話文を盛り込むのも有効な手段です。
「」鉤括弧と改行を用いて書く方法を教えてあげましょう。
文章に躍動感が出て単調な流れになるのを防ぎやすくなります。
ただし多すぎると、内容が薄いように感じられるので、
多くても全体の三分の一程度に留めなければなりません。
◆最後に率直に感じたことを書く
そして、最後に全体を総括する段落を設けさせましょう。
意見や考察を書くのが望ましいですが、
最初のうちは率直に感じたことを短文で書くだけでも構いません。