パネルヒーターって安全性の高い暖房器具と言われています。

それは石油やガスなどを使うファンヒーターやストーブなどとは違い、
「火を使わない」ことが安全性が高い理由になります。

火を使わないということはそれだけ火事の危険性は少ないということになります。

ではパネルヒーターって火事になるのだろうか?
やはり。。。つけっぱなしはよくない?


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◆パネルヒーターって火事になるのだろうか?



パネルヒーターは安全に作られているとはいえ火事になる可能性として
・洗濯物やカーテン
・カセットコンロのボンベやスプレー缶
・コード
といった要因にはやはり注意したほうがより安全に使えると思います。

ではそれぞれどういった危険性があるか見ていきます。


◆使い方を間違えてしまうと思わぬ事態になることがある



パネルヒーターの特徴として設定してある温度になると、
ヒーターの働きを弱めたり停止させたりします。

つまり一定の温度以上になる心配をする必要がありません。

また製品にもよりますが、
万が一高温になった場合一時停止機能があるものもあります。

こうしてみると他の火を使う暖房器具よりも火事などの危険が少なくなります。


しかし、使い方を間違えてしまうと、
思わぬ事態になることがあるので注意しましょう。

一定の温度になるまではヒータの働きが強いため、
パネルの表面温度が高くなっていることが少なくありません。

私が使っていたパネルヒーターでは、
この状態になっている時に手などで触れてしまっても、
火傷するまで熱くはなりせんでした。

ですが、知らずに触ると「熱い!!」ってなります。


・洗濯物やカーテン


そのパネルヒーターの熱を利用し洋服などの洗濯物を乾かそうとするのはどうか?

使い方としては良くないです。

というのも注意書きに、
「カーテンや燃えやすいもので本体を塞いだり、
洗濯物やタオルなどをかけたりしないでください。 」
とあります。

つまり熱が籠もりやすい状態にはしないでくださいということです。
もちろん設定温度以上になるので電源は切れるのですが、もしものためです。

パネルヒーターの熱に関しても触っても火傷しないくらいの温度とはいえ、
低温火傷もありますから触るのは良くないというのと同じです。


また直接でなくともパネルヒーターの上や周辺に洗濯物などをかけておくと、
何かが原因となり器具の上に落ちてしまうこともあります。


・カセットコンロのボンベやスプレー缶


洋服などは直接かぶさると熱がこもりますが、
カセットコンロのボンベやスプレー缶などは直接触れなくとも危険です。

熱によって発火してしまう危険性があります。

この場合はパネルヒーターにかかわらず
スプレー缶は、厨房器具や暖房器具付近の高温となる場所や、
直射日光と湿気を避けて保管し、厨房器具や暖房器具等の付近では使用しない
ことが原則です。


・コード


あと火災の危険性でいえばコードです。

キッチンなどは水がかかりやすい場所なので、
濡れてしまうとパネルヒーターがショートして火事の原因になってしまいます。

また長期間使用したコードは、
経年劣化で火災などの事故につながる恐れがあります。


安全なパネルヒーターですが、やはり正しい使い方をしなければ、
火事の原因になってしまうので注意することが必要になります。


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◆つけっぱなしはどうか?



これもセンサーがあるため大丈夫だといえるのですが、
万が一つけっぱなしで誰もいない時にまさかのような状態になる場合もあります。

火事になる可能性は極めて低いとはいえ、
そういった事を考えるとつけっぱなしもやめたほうが良いとなります。

そこは上手くタイマーを使うことをおすすめします。

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