汗かきを治す方法は、反対にたくさんの汗をかくことです。
なぜ汗かきを治す方法なのに。。。汗をたくさんかく必要があるのか?
普段汗をかいていない人というのは、
特に手足や下半身における発汗量が減ります。
発汗量が少ないということは、
手足や下半身において体温調節ができないということになります。
しかし、体は体温調節を求めています。
でないと体の温度が上昇して脳にダメージを与えてしまいます。
そのため、手足や下半身のかわりに、
顔など上半身から出す汗で体温調節を行う必要がでてくるのです。
その結果。。。
顔やワキなど周りから目立つ部分ばかりに汗をかいてしまうこになります。
体全体として汗の量そのものは変わりません。
しかし、目立つ部分しか汗をかかないことで汗かきの印象を与えてしまいます。
◆じゃあ、どうすれば汗がかけるようになるの?
汗をかくためには汗腺の働きを改善する必要があります。
その改善方法の一つが有酸素運動なんです。
毎日有酸素運動を行うことで血行が良くなって汗腺が刺激されます。
そのため、全身で汗をかけるようになります。
ウォーキングを1日30分~1時間続ければ、体質改善が期待できます。
◆運動だけじゃない?!
汗をかくことは入浴時にもできます。
現代人は特に時間がなかったり、
ひとり暮らしが多くわざわざお風呂にお湯を入れる人は少ないといえます。
その結果、シャワーしか浴びていない。。。ことに。
そうなると体の芯から温まることができません。
ですから、汗腺を改善するために浴槽に浸かるようにしましょう。
そうすれば体温が上がりますから発汗しにくい体質から解放されます。
・入浴方法はどのようにすればいいの?
お風呂に43度前後のお湯を張り、腕の肘から先と足の膝までを浸けます。
その状態で10分~15分待って、水を加えてぬるま湯にしたら半身浴を行います。
このような入浴方法によって汗腺が正常に働くようになるので、
体温が上がった時に全身で調節できるようになります。
◆最後に
夏などの季節の場合、
お風呂から上がるとお部屋はエアコンが効いていますよね。
それはそれはなんとも居心地の良い空間です。
しかし、このエアコンが問題なのです。
せっかくお風呂で汗腺を改善しようと体を温めました。
しかし、お風呂から上がり冷えた部屋に行くことで、
体温を下げる必要がなくなると体は判断してしまいます。
すると、せっかく開いた汗腺が閉じることに。。。
ですから汗腺を改善している間は、
なるべくお風呂上がりも汗をかく練習をしましょう。