冬本番になりますと寒さがより一層厳しく感じます。

そうなると冬用の寝具を使用していても、
寝ている途中で寒さを感じ夜中に何度も目を覚ましてしまうこともあります。

寝具のみでは暖まる事ができない時に布団の中で使用する物として、
古くから愛用され続けているのが湯たんぽです。

近年ではまた使用する人が増えてきています。


そんな湯たんぽで効果のある睡眠はとれるのだろうか?
想像するに冷めたら冷たくて目が冷めちゃうとかないのでしょうか?


スポンサーリンク

◆湯たんぽで効果のある睡眠はとれるのだろうか?



湯たんぽを布団の中に入れると布団内部が全体的に温まります。
ですから寒さで目が覚めてしまうといった事が解消されます。

また体全体の寒さは感じていないものの、
手足のみが冷たくなり眠れないという冷え性の方も安眠できるようになります。

どうして安眠できるのだろうか?
温まるとはいえお湯を沸かしただけですから一時的じゃないのだろうか?


◆より良い睡眠が確保できるという仕組みとは?



湯たんぽは少しずつ内部のお湯の水温が低くなっていきます。
しかし「冷たい!!」とはなりません。

60度のお湯を入れてバスタオルなどでくるむと、
8時間後の朝方になっても35度くらいの温度を保っています。

ですから冷たくて目がさめることはありません。


この湯たんぽの特徴が睡眠にとって好都合であるといえます。


・どういうことか?

人間というのは睡眠中に体温が下がり続けます。
そして朝方には最も体温が低い状態になるのです。

同様に湯たんぽ少しずつ内部のお湯の水温が低くなっていきます。

体温が落ちていくペースと湯たんぽ内の水温が落ちていくペースが同じなので、
急激に冷たく感じたり、いつまでも熱いままで逆効果にならないからこそ、
より良い睡眠が確保できるという仕組みです。

このように身近な存在の湯たんぽというのは、
実は人体の特性に非常に良い関係性を持っている品なのです。

人体の特性との相性が良いからこそ長年使われ続けていて、
より良い睡眠が得られる効果をもたらしてくれます。


スポンサーリンク

◆湿度の関係でも優れてる



湯たんぽを使いたくなるほど気温が下がっている時。
どうしてもエアコンを使用し設定温度を高くして対処します。

エアコンなどの暖房器具は吹き出される空気の温度が一定なので、
少しずつ下がっていく体温とは相性が悪いです。

それだけでなく室内の湿度が低下し乾燥状態に陥ってしまいます。
その結果、喉の調子が悪くなったり風邪をひいてしまう恐れがあります。

しかし、湯たんぽであれば湿度が変化する事がありません。
ですから起床時に喉や肌が乾燥状態になりにくいと言えます。


◆最後に



日本人においては古くから馴染み深い湯たんぽ。

ホームセンターや家具店など手に入れられる場所も多く、
昨今ではお湯を用意しなくても電子レンジで加熱するだけで、
すぐに使い始められるお手紙な製品もあります。

一度試してみても良いかもしれませんね。

スポンサーリンク
関連記事
おすすめの記事