枝豆とくればビール?ですけど。。。
さすがにビールとなると高カロリーなイメージがあり、
ダイエットとは程遠い関係にありそうな感じですが、
実を言うとダイエットする際に、
お薦めできる食べ物だということをご存知でしょうか?
枝豆ダイエットというものは、
枝豆を食事に使用したり、
間食(お菓子)の代役としてカロリーを抑えるダイエット法です。
ダイエットに向いている食材としての理由は、
枝豆に含まれる様々な栄養素が関係しています。
では、さくっと枝豆の有効性を見ていきましょう。
◆低カロリー
枝豆は低カロリーと言われていますが、どれくらい低カロリーなのか?
「一粒3カロリーなんです!!」と言われてもピンときませんよね。
そこで比較をしてみましょう。
ポテトチップス1袋(90g)のカロリーは約504kcalになります。
枝豆の場合100gで134kcalになります。
こうしてみると、ポテチの約4分の1のカロリーです。
じゃあ枝豆100gってどれくらいなの?ってなりますよね?
400g(さやの重さを含む)の冷凍して袋に入って売っている
枝豆のカロリーは約270kcalになります。
つまり。。。
400gの冷凍枝豆を2袋たべることで、
ポテチ1袋以上のカロリー摂取となるのです。
◆大豆サポニン
大豆サポニンの特徴としてよく言われるのが、
肥満を抑制してくれる効果です。
人間の体は脂肪をたくさん吸収することで、
腸にある絨毛(栄養を吸収する場所)も大きくなります。
それが原因でさらに脂肪の吸収を良くしてしまい悪循環となってしまいます。
この大きくなってしまった絨毛を、
もとの大きさに戻す働きが大豆サポニンにはあるんです。
ですから肥満を抑制してくれるんです。
このサポニンが枝豆にはたくさん含まれています。
◆食物繊維
食物繊維ですが、便秘がちな場合ぽっこりお腹になったりします。
そういった場合食物繊維を取ることで、
便通がよくなりぽっこりお腹の凹ます事も可能。
また、
食物繊維は咀嚼が必要となってきます。
しっかり噛んで食べることにより食事のスピードもゆっくりになります。
ゆっくりになることで満腹感が得られます。
食物繊維は消化が遅く、
そのため食べたという満足感が得ることができやすいことから、
少しの量でも満足になるのです。
例えば果物ですと皮ごとまるごと食べちゃうとか。
このように枝豆に含まれる食物繊維はダイエットのサポートをしてくれます。
◆過剰な糖質の行方
一般的に1日3食ご飯を食べるのですけど、
もちろんバランスよく食べるのは基本ではあります。
しかし。。。
なかなかそうはできずにほとんどの場合、
炭水化物を必要以上に摂取してしまう傾向にあります。
その炭水化物が脂肪として蓄積されてしまうのです。
この炭水化物はエネルギーとして消費されるのですど、
消費させるためには必要な栄養素があるんです。
それがビタミンB1で枝豆に豊富に含まれています。
◆むくみの解消
急激なダイエットは危険な事なのですが、
安全かつ短期的にダイエットできる方法としては、
むくみを取るという方法があります。
簡単にいうと、むくみとは体内の水分量が多くなるという事なので、
この水分を排出して、細くしようというものです。
体内の水分が多くなる原因としては体内の塩分が関係してきます。
塩分が多くなるとその分水分を保有してしまうのです。
それを解消するために必要な栄養素がカリウム。
カリウムには、カラダ中の塩分を尿と伴って体外に出す効果があるのです。
そのカリウムが豊富な食材が枝豆なのです。
◆タンパク質で食欲を抑える
枝豆にはタンパク質も豊富に含まれています。
タンパク質は体のすべてを作る大事な栄養素。
しかし。。。近年の食生活のスタイルが欧米化して、
炭水化物がメインの食生活になりがち。
ですから積極的に意識してタンパク質は摂取しなくてはなりません。
どうしてダイエットとタンパク質が関係あるのかというと、
人間の体はタンパク質で構成されています。
ですから、必要なタンパク質を確保しようとする本能的な衝動があります。
これが食欲となって表面化してきます。
炭水化物が多い食事ですと、
タンパク質が少ないので体はまた食事を要求してきます。
そこでまた食べるのですが、
食べるものが炭水化物であるならば。。。とまらない。。。
という仕組みなです。
ですから無駄な食欲を抑える栄養素としてタンパク質は非常に大事なのです。
◆まとめ
ダイエットで枝豆を使用することで効果を求めるためには、
枝豆の特徴として、
・低カロリー
・大豆サポニン
・食物繊維
・ビタミンB1
・カリウム
・タンパク質
などを知っておく必要があります。
また効果的に枝豆を使ってダイエットする場合、
勘違いしやすいのは「枝豆のみを食べる」という事なんです。
これは間違いです。
ダイエットに一番必要なことは「食生活の見直し」です。
例えば。。。
今あなたが間食がやめられない。。。というならば、
その間食している食べ物はなんですか?
ポテチならポテトチップスを枝豆に変えてみては?
という、あくまで補助的なものだということです。
炭水化物よりもタンパク質が多く摂取できる食事に変え、
なおかつ枝豆で必要な栄養素を補うということがポイントになります。