車で街を走っていると、ふと目に入るのが墓石という看板。
見本としての墓石があり、その奥に小さな事務所。

うーん。。。人がいるのかいないのか?


お店としてやっているのだろうか?
墓石屋って儲かるのだろうか?潰れないのかな?


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◆墓石屋って儲かるのだろうか?潰れないのかな?



墓石屋さんですが、全部が全部儲かっているわけではありません。
ということは逆に儲かっている墓石屋さんもあるということとなります。

どうして儲かるのか?

・お寺との付き合いがある
・葬儀屋さんとの付き合いがる
・地元とに密着している


こういった繋がりを営業努力してきた墓石屋さんが儲かるといえます。

実際に古くからある墓石屋は儲かっていて、
裕福な暮らしをしている人も少なくありません。

しかし、どんな職業においてもですが儲かるというものには、
いろんな人が参入してきますから誰でも儲かるわけではないのです。

墓石屋は儲かるイメージが強いですが、
これからの時代は必ず儲かるとは言い切れません。

すでに後継者不足や将来への不安から廃業する店舗も多く、
倒産とは無縁とは言えない時代に突入しています。


例えば。。。どういう状況が今後は予測されるのか?


◆高齢化と少子化



確かに超高齢化が進んでいる日本では、
今後も亡くなる人は増えるので墓石の需要は高くなります。

そのため墓石屋は儲かるイメージが強いかもしれません。

しかしこれからのことを考えると、
墓石屋が儲かるとは言えない時代がやってきます。

墓石屋が儲からない可能性があるのは、人口減が理由です。

現在の日本は低出生率にあえいでおり、
今は老人が多く亡くなる人が増えていてもその先は死亡者も減り続けます。

すると墓石の需要も数年後には減り続け墓石屋の儲けも少なくなるでしょう。

ですから高齢化社会による需要増は継続するものではなく、
あくまでも一時的なものとなります。


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◆地域差の縮小



またインターネットが発達した現在は、
墓石をネットで安売りする店舗も増加してきました。

これからの時代は地域間の競争だけではなく、
全国にある店舗ともネット上で安売り競争をしなければいけません。

今までの自社加工や言い値で販売するやり方を続けていると、
ネットを駆使しなければいけないこれからの時代は、
生き残ることが難しくなるでしょう。

石にしても海外特に中国産のものを一括購入して安く売ることができます。


◆宗教に関する考え方の変化



さらに日本人の宗教に関する考え方の変化も重要なポイントです。

昔は家の墓を建て、子どもや孫は守り続けていくのが当たり前でした。
しかし現代では、必ずしも墓を建てるのが一般的ではありません。

先祖代々の墓に入るのが嫌という人も増えてきましたし、
子どもや孫に迷惑をかけられないと自ら進んで墓を建てなかったり、
墓じまいをする人も少なくありません。

墓の面倒を見るということも難しい時代です。
ですから永代供養など、お墓を持たない供養方法として注目されています。

このとように墓に対する重要性が低下していくと同時に、
人口減が加わり、さらにお墓の需要が低下する原因になるでしょう。

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