初節句のひな祭りに招かれたら、きちんとお祝いを準備しなければなりません。
どれくらいの金額を準備すればいいのか?
家族でない付き合い程度の自分もお祝い金の準備が必要なのか?
定期的にある行事でもありませんから、
マナーや習慣に詳しくない人は困ってしまう事も多いでしょう。
昔は親戚や勤め先の一同でお祝いをしていたひな祭りの初節句。
しかし、今ではかなり簡易化しています。
昔に比べると大人数でお祝いするイメージはなくなっています。
招かれるのは実家の祖父母や両親の友人やとても親しくしている近所の人でしたが、
最近では、友人も招かずに祖父母だけを呼ぶ夫婦が増えています。
◆そんな初節句のお祝いやお祝い金は必要なの?
初節句のお祝いは、
実家の両親であるおじいさんとおばあさんは行く・行かないに限らず必ず必要です。
また。。。
女の子のご両親の仲人を担当した人もお祝いを贈るのがマナーになっています。
招かれなければ必要ありませんが、
初節句のひな祭りに行くのであればお祝い金は準備しましょう。
親しくしている友人や知人はめでたいことなので、
お祝い金をもってお祝いに行ってあげるのもいいかもしれません。
最近では会社の友人や知人がお祝い金ではなく、
合同で記念になるものを上げる場合もあります。
実家の両親より目立たないお菓子程度を選んであげましょう。
◆気になるお祝い金の金額の相場
気になる金額ですが、親や仲人は1万円から2万円が相場になっています。
友人や知人程度の関係なら5千円くらいで十分でしょう。
お祝い金は事前に渡すのではなく、初節句の当日に持って行きましょう。
実家の両親の場合、お祝い金ではなく、ひな人形を送る場合もあります。
最近では一軒家ではなく、マンションやアパートに暮らす夫婦も増えています。
住宅事情を考慮したひな人形を選んであげるのもいいでしょう。
ひな人形は母方の実家が用意するのが定番ですが、
最近では父方の両親が準備したり、両家で折半する場合もあります。
◆金額における注意点
自分の初めての孫娘の初節句。
ついついご祝儀の金額を上げてしまう人がいます。
だから。。。
お祝い金を奮発する人がいますが、もらった夫婦には内祝いのお返しがあります。
これはもらったお祝い金の半分程度のお菓子をもらった人にお返しします。
高い金額を送ってしまうと大きな負担になってしまうかもしれません。
お祝いしたい気持ちは金額ではなく気持ちで伝えてあげましょう。
あくまでお祝い金はマナーの範囲で渡すのが一番好まれます。
めでたいイベントであるひな祭り。
せっかく初節句に呼ばれるのですから、
ご祝儀のマナーを守って楽しいお祭りにしてあげましょう。