自分が子供の頃は、親がしっかりとミシンで手作りの学用品を作ってくれた。
親になったら自分が子供にミシンで
手作りの上履き入れなどの学用品を作ってあげよう。
そう思っている人も多いでしょう。
今回はそんな入園準備のミシンの必要性を見て行こうと思います。
◆本当に自分にミシンが使いこなせるのか?
子供の幼稚園や保育園の入園を機会にミシンを勉強する人がいます。
自分の子供に手作りの学用品を準備してあげたい。
その親心はとても嬉しいものですが、
本当にミシンが必要かどうか、きちんと考えましょう。
学校の家庭科の授業以降、裁縫もしたことがない人が、
いきなりミシンを購入して学用品が作れるようになれる。。。
そんな都合のいい話はなかなか無いからです。
それなりの習熟度が必要なミシンは、
少し練習したくらいで技術が身に付くものではありません。
一般的にミシンは1万円から5万円まで費用の幅があり、
安い買い物ではありません。
もちろんミシンを練習したいという心持は非常に良いのですが、
本当に自分にミシンが使いこなせるかどうか?きちんとそこを考えましょう。
・自分が学生時代に家庭科の裁縫の授業が得意だったのか?
・得意ならその技術を自分の洋服の繕いなどに利用していたのか?
・技術的にはできるけど好きか嫌いでいえばどっちなのか?
上記の部分を考えておきましょう。
◆手作りのほうが親の温かみが身に染みる?
育児はミシンの学用品づくりだけで終わりではありません。
裁縫などが得意で大好きであれば苦になりませんが、
料理や掃除、仕事や介護の必要がある人は、
そうした部分に目を向けなくてはなりません。
こうした人がミシンを練習し、
自分の技術にするのは時間的にかなりの負担を感じてしまうでしょう。
子供の学用品は手作り感のある温かいものがいい。
そう思って裁縫をしたことがない人が、
ミシンに手を出す人がいますが、
実際。。。既製品でもまったく問題はありません。
費用や時間の面を考えると、
裁縫やミシンに慣れていない人が作ったものより
安全性や機能性が考えられた既製品を渡したほうがいい場合もあるからです。
手作りのほうが親の温かみが身に染みる。。。のでは?
そう思っている人もいますが、
ボロボロの学用品を与えるよりも、
企業がきちんと作った既製品のほうが子供は使いやすいのは明白です。
そうした事をきちんと理解しましょう。
◆最後に
子供の学用品はミシンで手作りしなければいけない。
そう思っている人もいますが、
費用や技術の面でかならずしもそうしないといけないわけではありません。
・お弁当に美味しい料理を作ってあげる
・毎日童話を読み聞かせてあげる
愛情表現の方法はいろいろあります。