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最近の市販されているお餅は、
ほとんどが真空パックだったりします。

ですから、いつでも美味しく食べられますよね。

しかし。。。

お正月近くになると真空パックされえいないお餅も結構お店にもでます。

また、家でお餅つきなどを行うと、
当然ですけど防腐剤など入れませんからね、

そのままのお餅を鏡餅にしたり、丸餅にします。

で、お正月も過ぎて鏡開きなどをする時期になると。。。

鏡餅などには結構立派にかびが生えていたりするものです。
また食べきれなかった手作りのお餅もカビだらけに。。。なんてことも。

ところで。。。

カビのはえてしまったお餅ってどう処理していますか?

食べますか?

それともポイしていますか?






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◆カビをとれば大丈夫?



私が小さい頃は今のように真空パックのお餅はなく、
おばあちゃんの家では毎年決まって餅つきをしたものです。

そうして鏡餅や丸餅などを作りました。

しかし、たくさん作るので食べきれすに残ったお餅にはカビが。。。


そこでおばあちゃんは、
カビが生えて固くなったお餅を水に浸けて、

表面を柔らかくした後に、包丁でカビを削り落としていました。


それをお雑煮にしたりして私は食べていた記憶があります。


それを食べてお腹が痛くなったということもなかったものですから、
カビをとれば大丈夫なのかなとは思います。


しかし今になって考えてみると。。。


カビキラーのCMなどではカビは奥まで浸透しているといっているように、

お餅の場合も当然、カビは胞子ですので外側にはえているカビだけに限らず、
カビの根っこの部分が餅の奥まで浸透しているのです。


お餅のカビって青色などの色がついていますよね。

その色がついているのが胞子です。

その胞子の根に当たるのが菌糸と言われる白い糸状のものです。

つまり色がついていないだけで、
白い菌糸はお餅の中にしっかりと根付いているのです。


ですから「カビを奇麗に削りとれば食べられる」というのは間違いです。




◆お餅のカビは食べられないの?



カビで思いつく食べ物といえばブルーチーズがあります。
あれは青カビを使って熟成させているのです。

カマンベールも白カビです。

お餅のカビは?青。。。かな。。。
青色が多い気がします。

ですから食べても大丈夫な気がします。

しかし、お餅にできるカビの種類は20種類以上ありまして、
その中には発がん性の危険もあるのです。

じゃあその発がん性のあるカビを取り除けば大丈夫?

と思いきや。。。
カビを専門に研究している人でもパッとみて判断がつかないのです。

ですから危険な要素も含まれているお餅のカビは、
決して人の口に入ることがないようにするべきなのです。


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◆最後に



というわけで昔食べていた、
お餅にカビ発生した場合にカビだけを削ったお餅は、

・危険なカビも含まれている
・表面のカビだけ落としても奥に根付いている
・たとえ焼いたとしも熱に強いカビもある


ですからお餅にカビが生えたら、
もったいないけど食べずに処分しましょう。


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