畳にカビが生じる原因としては、
梅雨時期の外の空気だけに限らず、
日頃から部屋の湿気が多い状態だったりとかなど理由は様々です。
理由はどうあれ、カビが発生してしまった場合、
畳すべてを取り替えるわけにもいきません。
ですから、なんとかして畳のカビを掃除したいものです。
今回は畳のカビの掃除方法を紹介したいと思います。
◆カビを発見して、やってしまいがちな事とは?
ところで。。。
畳にカビを発見した場合に、
ついついやってしまいがちな事ってなんだと思いますか?
多くの人が行っていまうことが「水拭き」なんです。
「水拭きでいいんじゃないの?」って普通思いますよね。
カビって汚れに見えますよね。
ですから濡れ雑巾っでさっと拭き取れば奇麗にとれそうなイメージが。。。
しかし、これはNGなんです。
というのもカビは湿気が大好きなのです。
水挽きして奇麗にするどころか、大好きな水を与えていることになるんです。
◆じゃぁどうすればいいのか?
まず畳のカビを掃除する前に揃えるべきアイテムがあります。
準備するものとしては、
・エタノール(消毒用アルコール)
・たわし
・霧吹き
・掃除機
・乾いた雑巾
これらは、ほぼ100均でそろえることが可能です。
(エタノールはドラッグストア)
掃除の方法ですけど、
まずはエタナールを薄めずに霧吹きに入れましょう。
そうしてカビの生えているところに吹き付けます。
次に使うべきアイテムはたわしです。
畳の目に逆らうことなくスプレーしたところをこすります。
すると。。。カビが浮いてきますから、そこを掃除機で吸い取りましょう。
さらにダメ押しでエタノールを畳に吹きかけてかわいた雑巾で乾拭きします。
以上が畳のカビの掃除の一連の動作となります。
まとめると、
①エタノールをかける
②たわしでこする
③掃除機で吸う
④エタノールを吹き付けて乾拭きする
となります。
この動作を繰り返し行います。
最後の仕上げとしては、
部屋を締め、エアコンなどでドライ運転をして空気を乾かしましょう。
◆予防をすればカビは生えにくくなります
カビの掃除の方法を述べましたが、事前に予防するのも効果的です。
その予防方法としては、
・換気する
・除湿を行う
・部屋干しをしない
・掃除をする
カビの生える湿度とは70%以上です。
梅雨時は当然ですがまど締め切りますよね。
そうなると風が通らずに空気が滞留します。
その結果、湿気を含んだ空気が下がってきて、
床に近くは部屋の実際の湿度よりも高くなります。
ですから天気の良い日に換気を行うと、
部屋の空気が動くことで湿度が均一になります。
もしくは扇風機を使用しましょう。
天気が悪い日は、
梅雨時に窓を開けても外の空気は、すでに湿度が高いですから、
除湿機やエアコンなどで70%以下の湿度を保ちましょう。
また、部屋の湿度を上げてしまう原因のひとつとして
「部屋干し」があります。
部屋干しはなるべく控えましょう。
するならば、エアコンや除湿機を使いましょう。
カビの原因として湿気がありますけど、
これはホコリが積もることで、
そこに湿気がたまりカビが繁殖する原因になります。
ですからマメに掃除機をかけましょう。