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夏の季節は色の濃い服ではなく、白い色の服を着たくなりますよね。

見た目も爽やかで衣類売り場にも明るい色の服が並びます。

白い服は見た目は爽やかなんですが、
汗をかいた時の汗染みや襟ジミが気になりますよね。


特に脇なんですけど。。。

汗をかいてそのままでいると、
時間が経ったら黄色く変色している事ありませんか?

わきがではないのに、脇につく黄ばみって一体何なのでしょう。


早く対処しないとシミとして取れなくなるのが嫌ですよね。






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◆脇の黄ばみの原因



人間は汗腺から汗を出します。

その汗腺には2種類ありまして、
エクリン汗腺とアポクリン汗腺という汗腺を持っています。


・エクリン汗腺

エクリン汗腺は全身にある汗腺です。
あまり臭いがしないのが特徴です。

また成分としてエクリン汗腺に含まれるのはほとんどが水や塩分です。

・アポクリン汗腺

アポクリン汗腺は脇の下や陰部に多くある汗腺です。
臭いが出やすいのが特徴です。

アポクリン汗腺から出る汗に含まれるのは、
タンパク質や鉄分、そして色素成分のリポフスチンという成分です。


このアポクリン汗腺が脇の黄ばみの元、つまり原因だと言われています。




◆わきがではないのに脇につく黄ばみって一体なに?



確かに、わきがの人の場合は、
アポクリン汗腺の数が多く、臭いや黄ばみが強い傾向にあります。

しかし、アポクリン汗腺はわきがの人だけにある汗腺ではありません。
全ての人に存在します。

ですから、わきがではない方も多少の黄ばみや臭いは出てくるものなのです。


・制汗剤

わきがでない人の黄ばみの理由としてあげられるのが制汗剤です。

制汗剤の成分と脇の汗が混ざる事により化学反応が起きてしまい、
脇の黄ばみとなっている事もあります。

対策としては制汗剤を使用する前に、
きちんと汗を拭きとってから制汗剤をスプレーする事をおすすめします。


・汗腺機能

あまり汗をかかない生活を続けていると汗腺機能が落ちてしまいます。

その場合、汗をかいた時にエクリン汗腺からも、
通常アポクリン汗腺から出る鉄分などが流れ出る事があります。

対策としては、
普段から少し汗をかく時間や環境を作って良い汗をかく事が大切です。


・自律神経

さらに汗と深い関係にあるのが自律神経です。

緊張した時に汗をかく経験をした事がある方は多いと思います。
実は、あの汗は臭いが強いとされるアポクリン汗腺から出る汗なのです。

そのため、しばしば緊張を強いられる環境下にいる方は、
脇が黄ばみやすいという面があります。


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◆脇の黄ばみの落とし方について



衣服の脇の部分についた黄ばみは、界面活性剤でよく取れます。
ですから界面活性剤が含まれる洗剤を使うと良いでしょう。

また、おしゃれ着には衣類に負担のない重曹がおすすめです。

重曹を溶かしたお湯に、つけ置きする、
または直接重曹を衣類の脇の部分にかけたりしても効果的です。


脇の黄ばみの元は皮脂よごれです。

皮脂汚れは酸性の汚れですからアルカリ性で溶かして落とします。

ですから、重曹と同じアルカリ性の石鹸でこすっても、
よく汚れが取れるので試してみてくださいね。


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