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ヘルパンギーナは子供の夏風邪としても最もポピュラーなものです。

そのヘルパンギーナはエンテロウィルスに属するウィルスで、
夏から秋にかけて多く発生するとされています。

感染するのは主に子供で、それも5歳児以下の子供に多いとされています。

最も感染が多い年齢は一歳児で、その後2歳、3歳、4歳と続きます。
このように感染者の90%は子供だと言われるくらい子供に多い疾患なのです。


ではそのヘルパンギーナとは、
実際にはどんな症状として子供に現れるのでしょうか?






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◆感染するとどんな症状が出るのか?



感染するとどんな症状が出るのかというと、

2~4日の潜伏期間のあと、急に38~40度の高熱が出ます。

あまり高い熱が出ると心配になりますが、
2~4日ほど経過すると嘘みたいに熱が下がり元気になってくるとされています。


発熱と同時に喉の奥(ヘルパンギーナは手足に発疹は出ません)の粘膜の一部に、
赤く炎症が起こったり水泡ができたりします。

水疱の場合、破けることで表面がただれてしまうような状態になります。


◆きちんと小児科で診てもらいましょう



ヘルパンギーナの治療法としては、

高熱によってつらい場合に熱を下げてあげる以外に、
できることはないとされています。


まさに風邪と同じです。


熱を下げなくても2~4日ほどすると自然になおってきます。
ですので特別な治療しなくても良いとされています。

高熱が出ると子供もつらいし親としても非常に心配になります。

ですがヘルパンギーナと診断された場合には、
こまめに水分補給して安静にしていれば問題ないでしょう。


ただ症状として喉の奥に水疱ができ、
それが破れて、ただれた状態になってしまうと痛みが生じます。

そのため飲み物を飲むのを嫌がったり食べ物を拒んだりすることがあります。


その場合には無理に飲ませたり食べさせたりするのではなく、
オレンジジュースやミカンなどの柑橘系の飲み物や食べ物を避けましょう。

例えば。。。
ミルクやポカリスエット、冷たいスープ、ゼリー、うどん、そうめん

といったように飲みやすいものや食べやすいものにしましょう。


特に水分は脱水症状にならないように気を付けたいです。




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◆登園や登校について許可証は必要?



夏風邪であるヘルパンギーナですが、
発症した場合には登園や登校はできないのでしょうか?

また許可証は必要なのでしょうか?

ヘルパンギーナに関しては病状次第で、
登園、登校できないという措置がとられる場合があります。

ですからあくまで条件付きであって、インフルエンザの場合とは違います。

ですから通っている園において違ってくるのです。
登園許可書が必要といわれる場合は必要となるのです。


私の子供の通っている保育園は必要でした。


園などでは集団生活です。

みんなが安心して登園できる環境にしたいという思いから、
登園許可書が必要になるのです。


ですから自己判断では判断しにくいので症状が収まってきたならば
早めに医療機関に行くようにしましょう。


そこで登園が可能だと診断されて、許可証が出ればOKです。



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