牛肉はよく中まで火が通っていない状態で調理されたりします。
赤いままの状態ですと半生状態に思えてしまい、、
食中毒にならないのか心配になってしまうこともあるのではないでしょうか?
「牛肉は赤いまま食べても大丈夫だから」」とかいう人もいますよね。
ホントに牛肉を赤いまま食べちゃっても大丈夫なのでしょうか?
食中毒にならないのでしょうか?
◆どうして大丈夫なのか?
牛肉を赤いまま食べてしまっても、食中毒にはなりません。
どうして大丈夫なのかというと、
まずひとつにきちんとしたメニューであること。
一般的には、牛肉のステーキを注文する時において、
ミディアム
レア
ウェルダン
という具合に焼き加減が分けられていたりします。
ですからレアを注文した場内、
牛肉の中が赤い生のままで調理されたものが、
テーブルに並ぶことは安心できる通常の調理法だと言えます。
とはいっても、もちろん適切な調理方法で、
適切な保存をされていた肉が使われていることが前提です。
・もともと腐敗している肉
・保存状態が悪かったりした肉
・調理状態が悪かったりした肉
・調理器具が汚れていたりしていた場合
上記のようなケースだとすると話しは別です。
そして、もともとの調理法であるという他にも、
牛肉を赤いまま食べても大丈夫な理由があります。
◆牛肉を赤いまま食べても大丈夫な理由
肉の塊において、牛肉自体は肉の表面に食中毒を起こす菌がいます。
ですから表面にしっかり火をあてておくことで、
十分中が生の状態でも食すことができるためです。
つまり。。。
「食中毒を引き起こす病原菌は肉内部の筋肉には存在していない」
ということになるため、基本的には肉の中身が赤くても心配はないのです。
基本的ということは例外もあります。
例外とはハンバーグなどのミンチ肉など加工して成型する調理方法です。
加工した肉の場合、
肉の外についている食中毒を引き起こす菌が内側に移動してしまいます。
そのため、しっかり中に火を通す必要があるのです。
さいころステーキにしても同じことがいえます。
いくらステーキといっても、
さいころステーキの場合は加工されているので注意が必要です。
霜降り肉に見せようとして、
注射器でたくさん針をさしてコラーゲンや牛脂を注入しているものもあります。
◆最後に
できるだけ肉の塊を分厚くスライスして純粋なものを使うこと。
そうすることがレアなどの調理方法を選択する際には望ましいと言えます。
そして、できるだけステーキをする際には、
加工された肉を選択しないことが重要になります。
なので、しっかり保存をしっかりしていた肉を適切な調理方法で調理すると、
外側にしっかり熱を通すだけでも十分、
中が赤い状態でも食中毒になることはないのです。
また、肉の芯温度75度以上を1分間キープすることで、
食中毒は防ぐことができるのです。
ですから肉の外側にしっかり火を通すことで、
肉の芯温度もキープすることができて食中毒を防ぐことができます。