手軽に食べることができて、しかもエネルギー補給もしっかりできる。
そうめんは、まさに理想的な食べ物だといえるかもしれません。
しかし。。。
そうめんには健康的なメリットとデメリットの両面があります。
ここでは、そうめんのそうした点をレクチャーしていきます。
・エネルギー補給に効果的なそうめん
まずメリットからいえば、
そうめんの素晴らしいところは簡単にエネルギーが摂取できることです。
カロリーではごはん以上といわれ、
ごはん茶碗一杯で250kcal摂取できるのに対して、
そうめんでは約100gで350kcal摂取できるといわれています。
ご飯に対してそうめんは、実に1.4倍以上のカロリーを含んでいるのです。
高カロリーであることは、
もちろん危険もありますが、エネルギー豊富であるというメリットもあります。
特にそうめんの場合は簡単な調理で食べられる食材なので、
美味しい料理を手軽に摂って、
しかも必要十分なカロリーも摂取できるという一石二鳥のメリットが得られます。
一年の中で、そうめんが大活躍するのは夏場でしょう。
夏場はただでさえ疲れやすく、いつもエネルギーが失われています。
かといって、
凝った料理を作るのは面倒な季節でもありますよね。
そんなときに役に立つのがそうめんなのです。
そうめんなら、茹でて皿に盛り、薬味を乗せてすぐ食べられます。
誰でも簡単調理でOK、しかもエネルギー補給は十分です。
・そうめんだけ食べるのはよくない
そうめんは高カロリーなのでエネルギー補給がしやすい。
これは間違いありませんが、一つ注意しなければなりません。
それは、そうめんだけを食べるのは実は体に良くないということです。
なぜなら。。。
そうめんだけを食べても、
体の中で効率よく吸収されてエネルギーに換えることができないからです。
というのも、
炭水化物を体の中でエネルギーに変えるには、
ビタミンB1やビタミンB2も一緒に摂らなければならないからです。
これらの栄養素を摂らず、そうめんだけ食べても、
取り込まれた炭水化物はエネルギーに変わらず、
脂肪としてどんどん蓄積されてしまいます。
早い話、そうめんだけ食べても太る一方だということです。
これはもちろん、体にとっていいことではありません。
むしろ太りすぎは糖尿病をもたらしたり、
種々の病因になる可能性もあるため、なんとしても回避しなければなりません。
どうすればいいかというと、
そうめんを摂るときは、ビタミンB1、B2を多く含む食材も一緒に摂ることです。
なお、
豚肉、うなぎ、グリンピース、大豆などには、
ビタミンB1がたっぷり含まれています。
・まとめ
このようにそうめんの栄養面や健康面の効果としては、
・ご飯よりも多くエネルギ-摂取できる
・調理も簡単であるので補充が楽
・食欲がなくとも比較的食べやすい
・ビタミンB1、B2と共にとらなくてはダメ
ということになります。